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朝日文庫
母に歌う子守唄―わたしの介護日誌

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  • サイズ 文庫判/ページ数 223p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022644039
  • NDC分類 916
  • Cコード C0195

内容説明

「自分であること」から急速に遠ざかっていく母を辛い思いで見つめつつ、「すまないね」の一言に嬉し涙を流す。迷い多き、けれど喜び多き介護の日々から生まれる役立つアドバイス。医師やヘルパーさんとの接し方、介護と経済、認知症の実情など、介護入門書にもなるエッセイ集。

目次

あと何度…
午前三時のマヨネーズ
悔いの小骨
取り除けない石
夏の終わりのクリスマス
誰が決める?

「ちっちゃいお母さん」の記憶
ストレス太り
“への字”口〔ほか〕

著者等紹介

落合恵子[オチアイケイコ]
1945年生まれ。作家。執筆と並行して子どもの本の専門店クレヨンハウス、女性の本の専門店ミズクレヨンハウスを開店。教育情報誌「月刊子ども論」、幼児教育誌「月刊クーヨン」発行人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かず

42
★★★★★Audible。超高齢社会の抱える課題。再読必須。2018/07/06

ぼんくらぼん

15
落合恵子さんご自身の、母親の介護の記録。自宅介護で、働きながら出来ることはすべてやったと思えるのに、それでも悔いが残ってしまうのが悲しい。娘にこんなに愛されて、お母さんは幸せだと思います。2016/09/30

黒木 素弓

7
読んでいて苦しくなりました。自分も近い将来、同じような境遇になるのだろうと思いながら読みました。私はここまで母に尽くせるだろうか、また、私の娘たちは私が介護状態になったらここまで思ってくれるだろうか…こんなにもお母さまを愛し、尽くせる親子関係がとても羨ましく思いました。高齢の父と母、これからのことに少しの不安を感じている私に、たいへん参考になり、また覚悟をさせてくれる本でした。2018/04/18

あやめ

4
老老介護の問題からは、もう逃れられない程の高齢化社会。いつまでも親の介護について他人事と思っていてはいけないなあと痛感。ある日突然…ということもあるのだ。そして、『お金より大切な事は世の中に沢山ある』とよく言うけれど、あって困るものではないし、このような問題に直面した時には、”経済的に余裕がある”ということで、1つストレスが減るのだ。だからこそ蓄えは大切だと思った。2014/08/02

nanaco-bookworm

3
読むのがつらい本でした。でも、こんな本を私は待っていた。読む前に覚悟を要し、読み終えたあと別の意味で覚悟を持つことができた。しかし続編を読むのはさらにいろいろな意味でエネルギーが要りそうなのでしばらくは読みたくないな。2011/10/29

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