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朝日文庫
「人間復興」の経済を目指して

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  • サイズ 文庫判/ページ数 196p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022643353
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0133

内容説明

「敗者復活」のある社会、再生可能エネルギーで「浪費なき成長」、「働く自由」を勝ち取るための真のワークシェアリング。「人間性回復」のための経済システム構築と日本経済復活のための処方箋を語り合った白熱の対談集。“景気回復”が叫ばれる今、真の「人間復興」はかなうのか。

目次

第1章 大失業時代を生きる(現場の「技能者」が支えた高度成長;クォーツ時計成功の秘訣とは?;世界を席巻する「人間排除」のマネー資本主義 ほか)
第2章 「敗者復活」のある社会を(市場原理主義に抗する地方の「地産地消」運動;農作物を自給できるのになぜ輸入にたよるのか;「大地の循環」を取り戻そうとする日本農業 ほか)
第3章 昭和恐慌と平成恐慌(天国と地獄が同居していた昭和恐慌;金解禁が恐慌に結びつく歴史の皮肉;パンを買うお金の復権を唱えたミヒャエル・エンデの遺言 ほか)

著者等紹介

城山三郎[シロヤマサブロウ]
1927年名古屋市生まれ。東京商科大学(現・一橋大学)卒。作家。59年『総会屋錦城』で直木賞受賞。以後、企業の内幕とそこに展開する人間模様を描いた経済小説を書き続け、企業小説の先駆けとなる。75年『落日燃ゆ』で吉川英治文学賞、毎日出版文化賞受賞

内橋克人[ウチハシカツト]
1932年神戸市生まれ。神戸商科大学卒。評論家。元神戸新聞記者。日本の高度経済成長を支えた現場の技術者たちを活写した『匠の時代』で脚光を浴びる
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