感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ポチ
48
小心者の家康の慎重さと、何も考えずに言いたい事を言う個性的な家臣達のやり取りが面白い。そんな家康も気がついたら大大名になっていましたね。下巻では秀吉とのやり取りが楽しめそう。2021/11/21
金吾
9
小心者家康の話です。小心ゆえにとった行動を相手が誤解し結果オーライみたいなとこれがあり面白いです。癖のある作家さんですがこの本は読みやすいです。2020/05/17
うたまる
4
「殿、いかが致しますか」「遁げる」……実はビビリの小心者だった、という視点で描く徳川家康の伝記。言われてみれば確かに、イケイケの武将なんて突出してすぐに討ち死にしただろうし、こういう臆病と言うか用心と言うか資質が無ければ戦国時代に生を全うできるとは思えない。ただし、それなら信長より信玄こそ恐れたはず。そこら辺に曖昧さは残る。まあでも、じわじわ面白いんだけどね。2014/08/29
たけちよ
2
-何であれほど怯えたのであろう。 -何であれほど怖かったのであろうか。2011/07/04
コホーー
0
読みやすかったが、文体にメリハリがないというか、熱量があまり感じられないというか。姉川や長篠の戦い等のイベントのきっかけがサラッとしすぎてて、何かわかりづらかった。少し斜め読みに近かったので、その読み方に問題があるというのもあるけど。2022/10/25