朝日選書<br> 昭和天皇〈上〉

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朝日選書
昭和天皇〈上〉

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  • サイズ B6判/ページ数 327p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022630803
  • NDC分類 288.41
  • Cコード C0321

出版社内容情報

戦前は「立憲君主」、戦後は「象徴天皇」として一貫した行動をとり続けた昭和天皇。その足跡をたどりつつ、日本という国、日本人にとっての天皇という存在の意義を改めて問い直す。上巻は誕生から太平洋戦争・終戦まで。

内容説明

戦前は「立憲君主」、戦後は「象徴天皇」として一貫した行動をとり続けた昭和天皇。その足跡を丹念に辿りつつ、「昭和の意味」を浮き彫りにし、天皇という存在の意義を改めて問い直す昭和天皇史。上巻は、誕生から学習院初等学科、東宮御学問所での帝王教育とヨーロッパ外遊、結婚、日中戦争と日米戦争を経て、終戦、地方行幸までを詳述する。明治草創期に伊藤博文らが考え出した、近代国家としての天皇制のシステム。それが昭和に入り軍部によって歪められたとき、きわめて原則的な性格を持ち、帝王学を受けてきた昭和天皇の懊悩は深かった。天皇としてどうあるべきなのか。昭和という時代の矛盾そのものであったその懊悩を、多くの史料から明らかにしていく。

目次

プロローグ 崩御のとき―昭和六十四年一月
1 帝王教育とヨーロッパ外遊
2 軍部暴走の時代
3 日米戦争突入へ
4 終戦、国民とともに

著者等紹介

保阪正康[ホサカマサヤス]
1939年北海道生まれ。同志社大学文学部社会学科卒業。ノンフィクション作家、評論家。「昭和史を語り継ぐ会」主宰。独力で『昭和史講座』の刊行を続け、2004年、第52回菊池寛賞を受賞。2017年、『ナショナリズムの昭和』(幻戯書房)で第30回和辻哲郎文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Isamash

22
保坂正康著作。単行本は2005年出版の朝日選書。基本的に保坂氏は歴史的事実に謙虚な作家とは思ってはいるが昭和天皇の戦争への関与が全く無い様に書かれており疑いの気持ちは持ってしまった。参考資料は天皇の戦争責任を無くすことを目的としたもので事実を捻じ曲げてはいないかと。ただ聞いてはいたが実態を知らなかった昭和天皇の皇太子時代の6ヶ月にわたる欧州視察の実際を知ることは出来た。第一次大戦の惨禍がまだ残るタイミングでの欧州視察は意義あった様。若い陸軍の人間も欧州視察(米国も含め)に行くべきだったかと思ってしまった。2023/07/25

Porco

18
意のままにならぬ世の中を生きてこられたのだと感じました。2019/06/06

ジュンジュン

8
上巻だけで、サンフランシスコ講和条約まで到達。こんなに進んで下巻大丈夫だろうか?と思わず心配になってしまった(笑)。「独白録」を無批判に引用しているところから、著者の立ち位置が窺える。心情を描くのに和歌を多用しているところが特徴だろう。2020/07/06

ホリエンテス

1
令和に入る前に昭和のおさらい。 戦前戦中の天皇にも操作不能な世の中に対し、立憲君主たらんと苦心した昭和天皇。 二・二六事件やポツダム宣言受諾において、聖断という形を取らざるを得なかった天皇の心はどれほどだったか。 いかに天皇であろうとも間違った道に転げ落ちていくのは止められない。我ら国民がしっかり国の舵を取らねばならないと知る。2019/04/25

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