朝日選書<br> 昭和陸軍の研究〈下〉

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朝日選書
昭和陸軍の研究〈下〉

  • 保阪 正康【著】
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  • 朝日新聞出版(2018/06発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 575p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022630742
  • NDC分類 396.21
  • Cコード C0331

出版社内容情報

【社会科学/政治】過ちの責任は誰がとったのか。また、戦後の日本に、昭和陸軍はどのような影を投げかけたのか。命を落とした兵士や国民の存在とは対極にある、無責任で非人間的な高級軍人の官僚体質を、つぶさに検証していく。著者の代表作がここに完結。

保阪正康[ホサカマサヤス]
著・文・その他

内容説明

中国大陸で、東南アジアで、そして沖縄で、誤った指導によって多くの兵士が死を余儀なくされた。敗戦の責任は、そして兵士を消耗品として無謀な作戦に赴かせた戦争指導の責任は誰がとったのか。無責任で非人間的な高級軍人の官僚体質を、厳しく追及していく。また体制が変わった戦後の日本に、昭和陸軍はどのような影を落としたのか。参謀たちの陸軍再建の動き、戦友会、軍人恩給、シベリア抑留者への補償など、「戦後補償」についても詳しく検証する。生存する兵士たちの怒り、苦しみ、悲しみと、大本営参謀たちの自賛まじりの回想、我々は、どちらを信じるべきなのか。次代へ読み継がれるべき著者の代表作がここに完結。

目次

第2部 昭和陸軍の興亡(続き)(情報なき戦争指導の無責任体制;零戦パイロットたちの戦い;第二十五軍敵性国人抑留所の日々;ニューギニア戦線の絶望と悲劇;参謀本部の参謀たちの体質とその欠陥 ほか)
第3部 昭和陸軍後史―戦後社会への影(敗戦時に指導者はどう身を処したか;参謀たちの昭和陸軍再建の動き;巣鴨プリズンでの軍事指導者たち;戦友会という組織にみる昭和陸軍の体質;軍人恩給というカラクリのおかしさ ほか)

著者等紹介

保阪正康[ホサカマサヤス]
1939年北海道生まれ。同志社大学文学部社会学科卒業。ノンフィクション作家、評論家。「昭和史を語り継ぐ会」主宰。独力で『昭和史講座』の刊行を続け、2004年、第52回菊池寛賞を受賞。2017年、『ナショナリズムの昭和』(幻戯書房)で第30回和辻哲郎文化賞受賞。医学・医療、社会事象、教育をテーマにした著作も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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まると

20
下巻は、劣勢となり敗戦へと向かっていく陸軍の悲惨な状況が様々な証言によって明らかにされる。情報もろくに精査しないまま立案された大本営の適当な作戦により、東部ニューギニアで、サイパンで、沖縄で、ミャンマーの山奥で、最後はボロボロの飛行機に爆弾をくくりつけられて、若い兵士たちが消耗品のように次々と命を落としていく。精神論を振りかざし、作戦が失敗しても現場に責任をなすりつけ続ける参謀たちに怒りが充満してくる。本当に日本はひどい戦争をしたものだ。近現代史の必読本として若い世代に読み継がれていってほしい一冊でした。2023/10/09

onepei

2
選書になったので再読。2018/08/12

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