出版社内容情報
【自然科学/自然科学総記】地球には、海中にも陸上にもみずから光を放つ生き物がたくさんいる。何のために、どうやって光るのか。85万匹のオワンクラゲと500万匹のウミホタルを使って生物発光の謎を解いた下村博士(ノーベル化学賞受賞)が書き下ろした「生物発光」の入門書。
内容説明
地球には、みずから光を発するさまざまな生き物がいる。ホタル、バクテリア、イカ、クラゲ、貝、ミミズ、ヒトデ、魚、キノコにも…発光生物は動物、植物などの区別なく、陸上、海中どこにでも幅広く存在し、どんな系統の生物が発光するのかについてはまったく規則性がないという。これら多くの生物は、いったい何のために発光するのか、発光はどんな仕組みで起きるのか、その謎は昔から人々の心をとらえてきた。下村脩博士が初めて入門書を書き、生物発光の特徴、研究史、化学、発光の目的、応用など、生物発光のすべてをやさしく説明する。
目次
1 生物の発光は冷光である
2 生物発光の様式について―細胞内発光と細胞外発光の違い
3 生物発光の化学をどのようにして研究するか
4 生物発光について今までに化学的に判っていること
5 光を放つ化学反応
6 生き物が光を放つ目的―なぜ光るのか?
7 発光生物の種類と特徴
8 生物発光の応用
著者等紹介
下村脩[シモムラオサム]
1928年、京都府生まれ。1951年、長崎医科大学附属薬学専門部卒業、同大薬学部実験実習指導員。1955年、名古屋大学に国内留学(平田義正研究室)、1958年、長崎大学薬学部助手。1960年、理学博士(名古屋大学)。1960年、米プリンストン大学研究員(フルブライト奨学生)。1963年、名古屋大学助教授。1965年、プリンストン大学上席研究員。1981年、ボストン大学客員教授。1982年、ウッズホール海洋生物学研究所上席研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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スイ
toshi
黒豆
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SKH