朝日文庫<br> 実録 田中角栄〈下〉

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朝日文庫
実録 田中角栄〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 407p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022618702
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0123

出版社内容情報

金脈疑獄で失脚後も院政を敷き、盤石であったはずの「田中軍団」に激震! 竹下と金丸が手を組み党内に『創政会』を結成、角栄との全面抗争へ! その渦中に角栄は病で倒れる……。いままた脚光を浴びる天才政治家の足跡を辿った決定版。

内容説明

金権政治体質を批判され首相を辞任した田中角栄。さらに超弩級のスキャンダル、ロッキード事件が炸裂。それでも揺るがぬかに見えたキングメーカーの立場だったが、子飼いの竹下登・金丸信が創政会を旗揚げし、表立って反旗を翻す!全面抗争突入の折、角栄は病に倒れる。

目次

第9章 失意の金脈退陣
第10章 「ロッキード事件」炸裂!
第11章 「キングメーカー」の誕生
第12章 田中軍団の「結束と掟」
第13章 「角影」政権―真の最高権力者
第14章 下克上―「創政会」旗揚げ
第15章 田中支配の終焉
エピローグ

著者等紹介

大下英治[オオシタエイジ]
1944年広島県生まれ。作家。広島大学文学部仏文科卒業後、大宅壮一マスコミ塾に学び、「週刊文春」記者として活躍。1981年『小説電通』で作家デビュー。政治・経済・芸能と幅広くドキュメント小説をメインに、数々の話題作を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ryuji

2
★★★★★下巻は首相退陣から、逝去まで。角栄が総理大臣になった時その出自から『今太閤』と呼ばれたようであるが、「出自」だけでなく「頭の良さ」「決断力」「行動力」「天性の明るさ」「派手さ」「人を惹きつける魅力や人心収攬術」等々そして「晩年」など豊臣秀吉ととてもよく似ていると感じた。評価はとても分かれる人だと思うが、戦後の日本の政治家の中でも傑出した人だったのだろうと思う。ロッキード事件の真相を知りたい。とても読み応えのある本だった。2016/12/02

のげぞう

0
田中角栄の産まれてから脳梗塞で倒れるまでを書いた本。2017/07/02

かじゃ

0
令和になり平成を振り返る事が多い中、昭和戦後の総理大臣として田中角栄元総理は魅力的な人だったと再認識したくて角栄本を読み漁りました。2019/03/13

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