朝日文庫<br> 実録 田中角栄〈上〉

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朝日文庫
実録 田中角栄〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 414p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022618696
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0123

出版社内容情報

抜群の人心掌握術と行動力で空前絶後の大派閥を一代で築いた男。福田赳夫との「角福戦争」に勝利し、総理の座を射止めた際に彼を支えた秘書たち、「角栄軍団」と呼ばれた政治家たち。いままた脚光を浴びる天才政治家の足跡を辿る決定版。

内容説明

雪深い新潟の農村に生まれた男はいかにして権力の階段を昇ったのか。政財界での運命的な出会いと、類稀なる人心収攬術によって政敵・福田赳夫を破り首相の座を射止める。それを取り巻く「田中軍団」の誕生。今また脚光を浴びる稀代の政治家の足跡をすべて証言で構成する。

目次

第1章 田中角栄の政治の原点
第2章 権力の階段を昇る龍
第3章 究極の人心収攬術
第4章 田中軍団のはじまり
第5章 角福戦争―周到なる敵陣進攻
第6章 「今太閤」の誕生
第7章 日中国交正常化に燃える
第8章 「石油ショック」の激流に呑まれて

著者等紹介

大下英治[オオシタエイジ]
1944年広島県生まれ。作家。広島大学文学部仏文科卒業後、大宅壮一マスコミ塾に学び、「週刊文春」記者として活躍。1981年『小説電通』で作家デビュー。政治・経済・芸能と幅広くドキュメント小説をメインに、数々の話題作を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Ryuji

5
★★★★★私の中で田中角栄のイメージは『ロッキード事件』『闇将軍』『金権政治』『創政会・竹下登』などのキーワードが頭に浮かんでくる。どれもが田中角栄にとってはネガティブなキーワードだと思うが、私自身が現役総理時代の角栄の記憶が無いのでこうなってしまう。こうして青年期からの角栄を読むと、この人の人並み外れたパワーには恐れ入ってしまう。功罪あると思うが、戦後の歴代首相の中ではトップクラスの人物であったのだろうと思う。少なくとも現在の政治家の中に田中角栄のような人物はいないだろう。2016/11/03

かじゃ

0
令和になり平成を振り返る事が多い中、昭和戦後の総理大臣として田中角栄元総理は魅力的な人だったと再認識したくて角栄本を読み漁りました。2019/03/08

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