出版社内容情報
『ニューズウィーク日本版』で「世界が尊敬する日本人100人」に選出された、曹洞宗徳雄山建功寺・枡野俊明住職が贈る、あなたの人生を美しく豊かに変える珠玉の禅語集。
「心」「人間関係」「老い」「転機」等、日々の生活の悩みや苦しみを解決する禅の思想を、現代に生きる人々に向けてやさしく解説。「求めない」「とらわれない」「こだわらない」――ていねいでシンプル、美しく心穏やかな生き方を実現するためのヒントを多数収録。
第一章 心について
「ありのままの姿でいる」「考えない」「まわりに振り回されない」「世間に流されない」「なりきることの尊さ」「大切なものはいつも眼の前にある」「本来の自分は清らかな存在」「無心のなすこと」「生きていることはありがたし」etc.
第二章 人間について
「持って生まれたものなど何もない」「本当に伝える人は一人でよい」「先入観なしに見る」「何事も尊敬できる人につく」「ほほ笑みが人を明るくする」「塵を払った清々しさ」「自らをおいて他を先に」etc.
第三章 時間について
「時は人を待たない」「今日この日を精一杯生きる」「やるだけやったら後は待つ」「未来を信じて苗を植える」「ただこのひとときに生きる」「家に帰り穏やかに座る」etc.
第四章 変化について
「無心で物事に向かえばチャンス(好機)は来る」「絶え間ない努力はいつか実る」「すべては移ろいでゆく」「努力すれば必ず道は開ける」「人間はどこでも事をなすことができる」「どんなときでも主体的に立ち向かう」etc.
第五章 人生について
「姿勢をただす美しさ」「目に触れるもの そのままが悟り」「経歴や自信は捨てる」「相対の世界から抜け出す」「誰のためでもない ただひたすらに」「“答え”を求め続けることで目が開く」「日常にこそ真実がある」etc.
内容説明
「禅語」には、悲しみや苦しみをやわらげ、ひとが幸せに生きるための考え方と、本来の自分に出会うための秘訣が凝縮されている。執着心や欲望などの負の感情から解き放たれ、穏やかな人生を送るために必要な禅の思想を、現代に生きる人たちに向けてわかりやすく説く。
目次
第1章 心について(「我を忘れてそのものになりきる」遊戯三昧;「功徳を求めなければ清々しく生きられる」無功徳 ほか)
第2章 人間について(「阿吽の呼吸」南山打鼓 北山舞;「相手を思い優しい言葉をかける」愛語 ほか)
第3章 時間について(「今日この日を精一杯生きる」日日是好日;「今を生きる」而今 ほか)
第4章 変化について(「無心で物事に向かえば好機は来る」白雲自去来;「雲のごとく、水のごとく」行雲流水 ほか)
第5章 人生について(「人には誰にでも真実の人間性が宿っている」一無位真人;「目に触れるものそのままが悟りの風光」体露金風 ほか)
著者等紹介
枡野俊明[マスノシュンミョウ]
1953年神奈川県生まれ。曹洞宗徳雄山建功寺住職、庭園デザイナー、多摩美術大学環境デザイン学科教授。玉川大学農学部卒業後、大本山總持寺で修行。「禅の庭」の創作活動によって国内外から高い評価を得る。芸術選奨文部大臣新人賞を庭園デザイナーとして初受賞。ドイツ連邦共和国功労勲章功労十字小綬章を受章。2006年『ニューズウィーク』日本版にて、「世界が尊敬する日本人100人」に選出される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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