内容説明
1998年の甲子園大会で球史に残る延長17回を戦い、将来を期待された球児たち。プロ野球で活躍する選手がいる一方、アナウンサー、警察官、芸能プロのマネージャーなど別の人生を選んだ者もいる。あの夏、日本中を熱くして男たちの「その後」を追う。
目次
1 新しい道へ(「松坂大輔と投げ合った投手」の重み―上重聡(PL学園)
決勝ホームランの負担と、連勝を止めた苦みと―常盤良太/松本勉(横浜)
不振だったPLの主砲たちのケリの付け方―本橋伸一郎/古畑和彦(PL学園)
「世界一のムードメーカー」をめざして―鳥海健次郎(横浜)
負傷退場のわだかまりを越える―石橋勇一郎(PL学園)
あの時代に背負ったエース番号「1」の行方―斉藤弘樹(横浜)
延長17回の翌日、まさかの出番の思い出に浸って―袴塚健次(横浜))
2 もっと野球を(会社の不祥事、活動自粛、トラックの整備点検、休部…―三垣勝巳(PL学園)
ケガで人生を考えた穏やかな日々―井関雅也(PL学園)
左のエースからスーパーサブへ―稲田学(PL学園)
気持ち、気持ち、気持ち…。プロへの執着―後藤武敏/小池正晃(横浜)
「俺も必死なんじゃ!」と松坂に言い返した元主将―平石洋介(PL学園)
見逃し三振…「最後のバッター」からの出発―田中雅彦(PL学園))
著者等紹介
神田憲行[カンダノリユキ]
1963年大阪府生まれ。ノンフィクションライター。関西大学卒。故黒田清の事務所を経て独立。野球の他に人物、アジア。ルポなどを手がける
佐々木亨[ササキトオル]
1974年岩手県生まれ。スポーツライター。専修大学卒。雑誌編集者を経て独立
中村計[ナカムラケイ]
1973年千葉県生まれ。ノンフィクションライター。同志社大学卒。スポーツ紙を経て独立
守田直樹[モリタナオキ]
1968年山口県生まれ。フリーライター。明治大学卒。野球や医療問題などを広く追う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ドリル
Wisteria
ソラ
みなみ
おね様