内容説明
超一流の仕事人は、自分の仕事とどう取り組んできたのか。彼らにとって仕事とは何か。豊富で多彩な経験に裏打ちされた仕事観のなかから、“現状を打破するためのヒント”が必ず見つかる。働いている人、働きたい人、いつか働く若い人たちに贈る、現実的かつ温かいアドバイス。
目次
仕事を生き抜く力―大前研一(ビジネス・ブレークスルー大学院大学学長)
精神を絞り込む―朝倉摂(舞台美術家)
感動なくして成功はない―安藤忠雄(建築家)
文化は仕事の燃料である―福原義春(資生堂名誉会長)
労働は日本人の生きる歓び―梅原猛(哲学者)
毎日が瀬戸際である―鈴木敏文(セブン&アイ・ホールディングス代表取締役会長・最高経営責任者)
自分を耕し続けよ―佐々木毅(政治学者)
自分の誠意を役立てよう―塚本能交(ワコールホールディングス代表取締役社長)
すべての仕事は人を磨く―稲盛和夫(京セラ名誉会長)
人は必ず自分の仕事に巡り合う―今野由梨(ダイヤル・サービス代表取締役社長)
価値を伝える技はあるか―村上隆(アーティスト)
固定観念から自由でありたい―松井道夫(松井証券代表取締役社長)
自分の行き着く所まで行け―柳井正(ファーストリテイリング代表取締役会長兼CEO)
裸で向き合う、その勇気で進め―林文子(東京日産自動車販売代表取締役社長)
おさまってたまるか―中村勘三郎(俳優)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kco
2
すぐに咲く花はないよ。って粋だねぇ。勘三郎さん。自分一人で生きてこれたと思うことが間違いなんだ。助けられて怒られて褒めてくれて今の自分がいる。実感はなくとも、周りなしには生きてこれてない。そこを忘れちゃいけない。2015/11/08
うさこ
1
勘三郎さんのがいちばん面白かった。しかし右肩上がりの時期に、こうして道を切り開いたよ!…というのも励ましにはなるけれど、共感に乏しいのは、自分が物心ついたときから不況だったから?むしろシュリンクする経済規模の中でのしなやかなで愉快な生き方に出会いたい…★2012/10/29
knht
1
ためになる。柳井さんの「本を読んだり、セミナーに出たりして自分の頭の中で納得しても現実は何ひとつ変わらないし、動きません。学んだら、それを生かせる機会を考え続け、いつどのように実践するか真剣にならなくてはいけないと思う。」という言葉にはっとさせられた。行動、実践が大事ということですね。2010/12/29
Alpha
1
就活中の人や新人さんに読んでもらいたい一冊。2010/09/01
shouchann
0
仕事の出来る人はそれなりに考え方がしっかりしている。当たり前か。2017/03/11