内容説明
写真が撮りたい。車窓も水着も未来も迷子も歌も。トンネルの中に入っても、白い風景写真が後ろからついてきて、そのうち前に現れる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
lonesome
49
内容紹介の文章によると「小説トリッパー」に連載されていた時のタイトルは「眼差し」らしい。写真に興味はあるけれどカメラを持っていない自分は、何気ないありふれた日常を切り取りたいという憧れがある。ここに収められた写真たちはもしかしたらそういうテーマで撮られた写真ではないだろうか。日常や生活とは即ち生きるということ。ならば人間はいつもかっちり完璧に毎日を過ごしているわけではないはずだ。モデルの女性たちの時にハッとする美しい瞬間は、人の多面性があることを教えてくれたように感じた。2015/03/11
厩戸皇子そっくりおじさん・寺
4
あらゆる場面での女性達。最初に出て来た人が美人なのだが、不美人もちらほらいる。色んなドラマや会話を想像できそうなリアルな雰囲気の女性の姿。この写真集は、誰か一人をたった一人の異性と決めた人にだけ見える景色ばかりなのかも知れない。2012/08/31
ナイショ。
0
やすお家。2009/11/28