内容説明
ハンバーグにまみれ、ヤキソバパンの悦楽に浸り、プリンのヌメヌメに身悶えし、食堂車廃止に憤る。「食」エッセイ界、不動の4番打者、『丸かじり』シリーズから著者自らが厳選した73編を収録。丸かじり初心者も、マニアを自称する人も、抱腹絶倒間違いなしの東海林さだおアンソロジー待望の第三弾。
目次
雪見の巻
花見の巻
屋形船の巻
芸者の巻
徳利の巻
鍋の巻
部長の巻
無礼講の巻
酩酊の巻
二次会の巻
著者等紹介
東海林さだお[ショウジサダオ]
1937年東京生まれ。早稲田大学露文科中退。1970年第16回文芸春秋漫画賞受賞。新聞、雑誌などに連載多数
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感想・レビュー
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yuzuriha satoshi
4
至宝のエッセイ『丸かじり』シリーズから自薦した73編 ぜ〜んぶ読んだことあるのに又読んでしまうアンソロジー この本自体も再読 お風呂で読むから分厚い造本崩れまくり しばらくしたら又読むんだろうな2012/01/25
naotan
3
米原万里『旅行者の朝食』で丸かじりシリーズが気になって。面白おかしく読むと同時に、日本の食卓の豊かさをしみじみ味わいました。2014/04/12
葉芹
3
楽しい気持ちになりたくてこれを手に取りました。大正解。読んだのもあるなと思ったら自選集です(^^)2012/02/28
koishikawa85
1
丸かじりシリーズのアンソロジー3冊目。マンネリになっているところはあるがそれでも読ませるのはさすが。前の2冊目を読み終えたのが4月だから読み終えるのに半年以上かかった。2020/11/12
オイコラ
1
なんというか、おもしろく書くためにこだわって見せたり理屈をこね回したりというヤラセ感がそこここにある気がする。雑誌で、週に一回とか月に一回のペースでちょっと読むものであって本でまとめて読むものではないのかも。といいつつモツ煮込み定食は食べたくなった。2017/08/20