朝日文庫
オウム法廷〈9〉諜報省長官井上嘉浩

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  • サイズ 文庫判/ページ数 329,/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022613882
  • NDC分類 169.1
  • Cコード C0136

内容説明

地下鉄サリン事件の「現場指揮者」にして、オウム真理教で「神通並ぶなき者」と称賛された井上嘉浩被告。16歳で入信し、尾崎豊の詩に共感した若者は、VX殺人など10にも及ぶ凶悪犯罪に関与した。「死刑必至」との予想の中、「無期懲役」判決という「生」をかろうじて得た理由は何だったのか。

目次

ゆで卵の殻
両親の苦悩
逃げをうつ元法皇官房トップ
「教祖」に言うべき言葉
神々の意思の実践
「進化した人間」の役割
「僕はけがれていた」
心理鑑定書
「反省」なんかでは足りない
地下鉄サリン事件での役割〔ほか〕

著者等紹介

降幡賢一[フリハタケンイチ]
1945年生まれ。69年朝日新聞社入社。東京本社社会部員などを経て、現在編集委員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケイスケヨシダ

2
死刑求刑→無期判決→控訴→死刑判決というレアケース井上嘉浩。本書は1審までで終わっているが、その後死刑が確定するまでの過程、とりわけ一度は庇ったはずの法友「アーナンダ」を糾弾する側に転じた新実・中川らの機微について読みたいところ。2012/11/02

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