内容説明
書名にダマされてはいけない。この本は、コンピュータの解説書でも、ゲーム攻略法についての本でもない。あの超毒舌コラムニスト・オダジマが、アホなヤツばかりがのさばるイヤな世の中を、チクチク、グチグチ、グジグジやっつける、相当に過激で、そしてまっとうなオモシロ本である。
目次
1 IC GAME編(SIM権力;ロール・プレイング・ライフ;コメット以来;達人の不気味 ほか)
2 路傍のIC編(80円の男;マイナー根性;3年B組コンパチ先生;高度情報化葬式 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サイバーパンツ
7
1998~1991年に「アサヒパソコン」に連載されたエッセイを集めたもの。時事ネタや技術・メディアの話を絡めながら、世間への憤りを皮肉っぽくユーモラスに語っている。当時の空気感を冷凍保存したような本で、将来予測にも当たり外れはあるが、内容にはそこまで古臭さを感じない。無駄なことにお金と時間をかける不毛さへの実感こそがゲームの楽しさであるという指摘なんか本質的だし。2018/09/06
ts0818
2
タイトルからは想像できないけど、著者の洞察力の高さに驚愕のコラム本です。2003/06/08
カンパネルラ
1
1988年から1991年にアサヒパソコンに書いた「路傍のIC」の文庫化。行き詰まってかなり投げやりに書いている分もあるが、それでもそのこと自体が面白い。しかし、時代を考えて、今読んで、慧眼な所もあるし、現在のパソコンの存在をどう感じているか同じことを書いて欲しい気がする2005/05/15
はあびい
1
「アサヒパソコン」誌1988年10月から1991年11月に連載されたエッセイです。この頃は、私はまだパソコン持っていませんでした。 「ディプロマシー」というボードゲームの話がでてきて、ちょっとうれしかったです。2012/09/22
ipusiron
1
1999/4/25読了