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朝日選書
文学地図―大江と村上と二十年

加藤 典洋【著】
朝日新聞出版 (2008/12/25 出版)

411,5p / 19cm / B6判
ISBN: 9784022599506
NDC分類: 910.26

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詳細

「大江か村上か」から「大江と村上」へ。
1980年代後半以降、なぜ二人の評価をめぐって日本の文学地図は二分されたのか?
2006〜2008年の朝日新聞文芸時評をはじめ、ポスト昭和=平成の20年間、各紙に断続的に掲載された全文芸時評を収録。
両者の関係を追尾、二人の初期作品の近似を明らかにし、新しい日本文学の基軸を提示する。
また、いま文学の内と外で何が起こっているのか?
2004年以降頻出する「親殺し」を予見したかのような、互いに酷似する「親殺し」の小説とマンガ―沢木耕太郎『血の味』、村上春樹『海辺のカフカ』、岩明均『寄生獣』に新概念である「関係の原的負荷」の露頭を見、小説でなぜいま「主人公」の「一」という単位が壊れ、現実でなぜいま「子」という存在論的様態が壊れなければならないか、その背景の構造を読み解く、待望の本格文芸評論集。

著者紹介

加藤典洋[カトウノリヒロ]
1948年山形県生まれ。文芸評論家。1985年、『アメリカの影』(講談社/現在、講談社学術文庫)を刊行後、文芸評論にとどまらず、風景論、日本という共同体、戦後の精神史的な諸相をめぐって独自の批評を展開。1997年、『言語表現法講義』(岩波書店)で新潮学芸賞、1998年、『敗戦後論』(1997年、講談社/現在、ちくま文庫)で伊藤整文学賞、2004年、『小説の未来』(朝日新聞出版)と『テクストから遠く離れて』(講談社)で桑原武夫学芸賞を受賞。現在、早稲田大学国際教養学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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