朝日選書
親と子の社会力―非社会化時代の子育てと教育

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  • サイズ B6判/ページ数 251p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022598424
  • NDC分類 371.47
  • Cコード C0337

内容説明

凶悪犯罪、引きこもり、オタク化…なぜ子どもたちは変わったのか?まるでゲーム感覚で人を傷つけてしまう子どもたちにどのように接したらいいのか?わが子だけは大丈夫…と思いながらも、親たちの悩みは深い。じつは、「高度経済成長期以降の子どもたち」=子どもたちの親世代から「子どもの変質」は進んでいる。競争社会のプレッシャーの中で、親も子も疲弊し「個立」している。この閉塞的な状況を切り開くために、われわれは何をすべきか。「社会力」シリーズで根強いファンを獲得している著者が、現代社会の病根に迫り、新しい子育てのありかたを提言する。

目次

反抗をやめた子どもたち
「目立たぬこと」を強いる子ども世界
キレる子ども、さ迷う若者の背景にあるもの
無機質なモノへの愛着が招く「世捨て」「我捨て」
なぜ、子どもに思いが伝わらないのか
交わることのない「個立」する家庭
増加する児童虐待
崩壊した近代家族
「なぜ人を殺してはいけないか?」にいかに答えるか
「心が豊かである」とはどういうことか
「思いやりの心」が失われたわけ
人の命の重さを量るものは何か
大人は子どもの「悪」とどうかかわるか
「悪」を招来した「悪」の追放
望まれる「親まかせ」からの脱却
新しい親密圏としてのコミュニティづくりを

著者等紹介

門脇厚司[カドワキアツシ]
1940年、中国・青島市生まれ(山形県出身)。東京教育大学大学院教育学研究科博士課程修了。淑徳大学講師を経て、日本経済新聞社入社。その後、東京教育大学助教授などを経て、1991年より筑波大学教授。専攻は教育社会学
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感想・レビュー

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小黒美穂

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p.45〜p.48 中高年が昔はよかったという理由、p.59まとめ2013/04/20

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