内容説明
あなたが救うものは、あなた自身かもしれない。エリート大学生と貧しい移民の老婦人が、共にホームレスの人々の世話をする―人種や階級の亀裂を越えてアメリカ社会の絆となってきたボランティア。人に与えるのではなく、人から与えられるのだと語る彼らの内に、精神科医が見た成熟と幸福。
目次
1 ボランティアを「研究」するために
2 奉仕の様々な動機、それぞれのやり方
3 働いて満たされる心
4 ボランティアに疲れたとき
5 ボランティアと文学
6 若者の理想主義
7 年月を経た理想主義
8 もたらされたもの