朝日選書<br> 戦後科学技術の社会史

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朝日選書
戦後科学技術の社会史

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  • サイズ B6判/ページ数 360p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022596116
  • NDC分類 502.1
  • Cコード C0321

内容説明

焼け跡から国際化まで「民主導」50年の軌跡。

目次

1 占領期(戦時科学技術の解体;『コンプトン・レポート』に見る日本の戦時研究体制;原爆調査1―その意味;原爆調査2―その限界;サイクロトロン破壊 ほか)
2 1950年代(トランジスタ研究の曙;共同利用研究所の発足;形成されなかった兵器産業の「官産複合体」;原子力研究・開発のスタート;ビキニ被災事件と放射能調査 ほか)
3 1960年代(『暮しの手帖』と商品テスト;資本自由化への危機意識;マンパワー計画の破綻;「中研ブーム」の問題点;コンピュータ産業の健闘―通産省の保護育成策 ほか)
4 1970年代(反公害運動が変えた政策施行の流れ;三大薬害はなぜ起こったか;科学技術神話の崩壊;環境アセスメントの定着;公害・環境報道の担い手たち ほか)
5 1980年代(日米の軍事技術供与にみる安保優先の姿勢;ハイテク医療の功罪;情報化の社会的影響;知的所有権をめぐる試行錯誤;高温超電導体の発見 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

taming_sfc

1
中山茂・吉岡斉、両先生による1994年の著作。文字通り、戦後科学技術の社会史が短い文章で、まとめられている。占領期、1950年代、1960年代、1970年代、1980年代まで、5章に分けられた中で、多くの著者が短くまとまった論考を執筆している。特に、福島第一原子力発電所事故の問題で、日本全国に、原子力政策への反省が高まっている今、その原子力を含む科学・技術への政策的取組みはいかなるものであったのか、いちどまとめて把握する必要があるし、そのためには必読の一冊であると思われる。2011/07/23

deltalibra

0
日付曖昧2013/05/31

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