朝日選書<br> ドストエフスキー人物事典

朝日選書
ドストエフスキー人物事典

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  • サイズ B6判/ページ数 485,/高さ 19X13cm
  • 商品コード 9784022594990
  • NDC分類 980.28
  • Cコード C0395

内容説明

全小説の193人―事典形式をかりたユニークな登場人物論。

目次

『貧しい人たち』
『分身』
『プロハルチン氏』
『九通の手紙から成る長編小説』
『ペテルブルグ年代記』
『女あるじ』
『ポルズンコフ』
『かよわい心』
『他人の女房とベッドの下の亭主』
『正直な泥棒』
『ヨールカ祭りと結婚式』
『白夜』
『ネートチカ・ネズワーノワ』
『幼いヒーロー』
『死の家の記録』
『おじさんの夢』
『ステパンチコヴォ村とその住人たち』
『虐げられた人たち』
『いやらしい小噺』
『地下室の手記』
『わに』
『賭博者』
『永遠の亭主』
『ボボーク』
『おとなしい女』
『おかしな男の夢』
『罪と罰』
『白痴』
『悪鬼ども(悪霊)』
『未成年』
『カラマーゾフの兄弟』

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

i-miya

8
2012.02.05(文庫で再読)中村健之介著。 (講談社学術文庫版刊行にあたって) ドストエフスキーをめぐる評論、研究。民族主義、人道主義、実存主義、キリスト教、フォルマリズム、構造主義、バフチン・ポリフォニー説等さまざまな思想、方法を信奉する世界の論者による多様で、華やかなドストエフスキー賞賛の山である。「ドストエフスキー・カルト」といっていいほど堅固な伝統が確立されている。

i-miya

7
2012.02.05(文庫で再読)中村健之介著。 (講談社学術文庫版刊行にあたって) ドストエフスキーをめぐる評論、研究。民族主義、人道主義、実存主義、キリスト教、フォルマリズム、構造主義、バフチン・ポリフォニー説等さまざまな思想、方法を信奉する世界の論者による多様で、華やかなドストエフスキー賞賛の山である。「ドストエフスキー・カルト」といっていいほど堅固な伝統が確立されている。2004/09/30

KPK

1
辞典という割りにはデータベース的なものではなく一人一人の登場人物について淡々と述べる本。特徴的なのはドストエフスキーの作品の長所だけでなく短所までもを単なるファンから一歩も二歩も引いた立ち位置から的確に指摘している点。特に全く現実的ではなかったと言われるドストエフスキーの社会的発言や作品に込めたメッセージについて手厳しい批評がされている。それにも関らず「未成年」や「カラマゾフの兄弟」に割いているページ数とテキストの内容を見るとこの人も本当にドストエフスキーの作品が好きなんだな、と良く分かって面白い。

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