沖縄1935―写真集

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  • サイズ A4判/ページ数 128p/高さ 25cm
  • 商品コード 9784022586957
  • NDC分類 219.9
  • Cコード C0072

出版社内容情報

糸満の漁師たちの日常、軌道馬車、活気あふれる那覇の市場――。

1935(昭和10)年に沖縄県で撮影された貴重な写真が、朝日新聞大阪本社で大量に見つかった。国内最大の地上戦となった沖縄戦(1945年)以前の写真は極めて珍しく、朝日新聞やウェブ上で大きな注目を集めている。

 沖縄の人々の生き生きとした暮らしぶりを活写し、当時の民俗、建築、産業、自然をも鮮明に記録する写真の数々は写真のプロたちもうなるほどクオリティーも高い。写真約100点のほか、現地の古老らの証言なども収録。後世に残す「永久保存版」。

内容説明

戦前の貴重な写真を発掘―誰も見たことのないありのままの沖縄が、ここにある。

目次

沖縄1935点描
よみがえる沖縄1935(ネガ発見秘話)
朝日新聞と沖縄タイムスの記事
那覇
糸満
久高島
古謝
戦前の沖縄写真群を取材して
この風景はいま(1935年のおもかげ)
海洋ニッポン(1935年大阪朝日新聞連載紙面から)

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1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かおりんご

20
写真集。戦前の沖縄のことはあまり知らないので借りました。ここに写っている多くの人が、沖縄戦で命を落としたのかなと思うと、なんだか切なくなります。ぬちどぅ~宝ですね!2018/02/06

とよぽん

10
朝日新聞社の本社移転がきっかけで、80年もの間眠っていた写真が世に出た。戦前の、平和でのどかな沖縄の人々の暮らしぶりが分かる。海と共に生活していた人々の幸福が、戦争で破壊され焼き尽くされたことを、今さらのように悔しく思う。それにしても、写真と簡単な取材メモから場所と人物を特定していき、現地取材を丁寧に行う編集スタッフの方々の苦労は非常に困難だったことと思う。労作であり、沖縄の人々にもうれしい写真集だ。2017/08/26

犬養三千代

9
80年あまりの眠りから覚めた戦前の写真たち。朝日新聞社の移転で倉庫の中から発見された。 海洋ニッポンの連載は国策臭が漂う。1935年の日常が1945年の沖縄戦で踏みにじられたことを忘れてはならない。今も苦しんでいる人を忘れてはならない。2017/12/20

しげ

7
芋のような野菜をたんまりとカゴに詰め、それを頭に乗せて軽々と運ぶ女性や、木を削って作ったシャープな舟で海原を「歩く」糸満漁師の姿は、モノクロなのに鮮やかで、生命の持つ熱がむんむんとたちこめるようでした。ただただ「はじめて見る光景」に感動していたのですが、巻末の解説の「沖縄の日常はプロパガンダに転用されたのだ」という言葉と、その後の戦争で県民の4分の1が命を落とした、という事実に、冷たい恐怖を感じました。2018/05/26

allite510@Lamb & Wool

6
大戦前の沖縄の写真集。ほぼ全土が戦場となった沖縄は、町や人々とともに、多くの写真も焼失した。写真の力が大きいのは、「沖縄戦では県民の四人に一人が死んだ」などの、感覚を麻痺させる雑把な数字では見失ってしまうような具体性が残せることだろう。掲載された写真は、戦後、新聞社も軍部の指示のもとに多くの資料を廃棄する中、個人が秘匿したことで残ったものだそうだ。また掲載された当時の新聞記事は、戦中の派手なものに比べてあまり目にする機会のない、戦前の空気を醸成するためのプロパガンダが伺えて、他人事でなく興味深い。2019/05/22

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