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空想 皇居美術館

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  • サイズ A5判/ページ数 220p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784022586919
  • NDC分類 704
  • Cコード C0070

内容説明

皇居に、大英博物館やルーブル美術館のような巨大美術館を造ろう!そこに鎌倉の大仏など日本中から“超一流”作品を集めて展示しよう!こんな気宇壮大な空想の自由を追求して、アートや建築の専門家、政治学者、社会学者、精神科医までが集まって侃々諤々。前代未聞の美術・建築/思想書。

目次

皇居美術館の基本構想
シンポジウム皇居×東京
皇居美術館空想計画
皇居美術館所蔵作品空想画集
建築/アートとしての皇居美術館
皇居美術館収蔵“超一流”の名品リスト
あとがき―空想は続く

著者等紹介

彦坂尚嘉[ヒコサカナオヨシ]
1946年生まれ。現代美術家・美術史評論家。多摩美術大学絵画科油彩科中退。日本建築学会会員、日本ラカン協会会員。現在、立教大学大学院文学研究科・比較文明学専攻特任教授

五十嵐太郎[イガラシタロウ]
1967年生まれ。建築史家・建築評論家。東京大学工学部建築学科卒業。博士(工学)。現在、東北大学大学院工学研究科・都市・建築学専攻教授

新堀学[シンボリマナブ]
1964年生まれ。建築家。東京大学工学部建築学科卒業。安藤忠雄建築研究所を経て、株式会社新堀アトリエ一級建築士事務所主宰、NPO地域再創生プログラム副理事長。作品に「明月院桂橋」「小金井の家」「金沢の家」ほか。共著に『建築再生の進め方―ストック時代の建築学入門』(市ヶ谷出版社、2008年都市住宅学会著作賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

がんぞ

1
TOKYOは現在でも「世界一魅惑的な都市」であるが。その中央に位置する1.2k㎡の千代田城を国民主権の象徴として美術館にし陛下は京都御所にお帰しし明治維新以来の軍人支配の歴史に終止符を打とう、ルーブルもエルミタージュも大英も故宮も民覧に提供された、天皇巡幸より民主化の宣伝効果絶大だろうと言う、という罰当りな空想。そもそも美術館は元は宮殿で権力の誇示に継承物、征服地などから集めた名品珍品巨大物などを見せびらかしたが、革命によって、人民権力の象徴として一般に供覧す。自国文化の偏重は当然として勝手に展示品を選出2011/05/21

さとう

1
非常にいいトンデモ本。皇居、ひいては天皇制を、美術という一種の思考実験の中で捉えなおすきっかけにもなる。しかし…彦坂尚嘉の電波っぷりはガチ。2010/07/19

臓物ちゃん

0
「皇居を美術館に!」って発想は「東京ビッグサイトを巨大ロボに!」と同等の非常に馬鹿馬鹿しい発想だと思うけど、その実現不可能な馬鹿馬鹿しいものを真面目に論じた点に本書の花がある。こういうの俺めっちゃ好きやねん。2013/05/07

ひろ

0
非常にぶっちゃけた本ww実際 空想と現実も紙一重なのかも・・・ 日本人にとって皇居は特別な場所?実際のところ今まであんまり触れようとしなかったし触れてはいけない場所だとおもってた・・・思考を爆発しようww2013/03/01

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