テクノ時代の創造者―科学・技術

テクノ時代の創造者―科学・技術

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  • サイズ B6判/ページ数 438p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784022586049
  • NDC分類 280.8
  • Cコード C1320

内容説明

科学的英知の輝きと苦悩を刻む百編。

目次

ジャン・アンリ・ファーブル―『昆虫記』を生んだ徹底した自然観察(若一光司)
ジュール・ヴェルヌ―時間・空間概念を一変させたSF小説(三宅宏司)
ヴィルヘルム・レントゲン―X線の発見がもたらした幸福と不幸(広政直彦)
北里柴三郎―「官」との確執で在野に生きた世界的学者(常石敬一)
高峰譲吉―アドレナリンの発明者で研究の生みの親(常石敬一)
田中館愛橘―地球物理からローマ字普及までこなす(下坂英)
K ツィオルコフスキー―太陽系全体への生活圏の拡大を夢見る(三宅宏司)
マックス・プランク―量子力学の誕生を準備する「h」の発想(木幡〓士)
アーネスト・T・・シートン―「野生を求める放浪者」であり続ける(若一光司)
牧野富太郎―誤解と伝説に包まれた「独学の大学者」(下坂英)〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

井上裕紀男

10
科学・技術の総決算、上下巻にしてほしいくらいの人物オンパレード。志賀潔、田中館愛橘、原田正純、フォン・ブラウン、高峰譲吉、ラントシュタイナー、少しだが人生を垣間見ることができて良かったです。 ヘンリー・モーズリーが戦死していなければ、ジョージ・ガモフが長生きしていたら、など早い死を疎ましく思う。クルチャトフやコロリョフ、フックスなど秘密主義社会の恐ろしさとスパイ心理を知る人生も。 X線や原子爆弾、DNAにコンピューターと、人類を大きく揺るがす研究や開発に人生を賭けた人たち。もっと深く知りたくなります。2024/02/18

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