内容説明
ベストセラー作家の誕生から現在まで、その全てがわかる完全読本。
目次
チャート式・宮部みゆきワールド
全著作ガイド完全版!
挿絵リバイバルコレクション
三点観測・宮部小説の全てを語る
宮部みゆきの原点・「我らが隣人の犯罪」再録
ロングインタビュー・まるごと宮部みゆき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
165
宮部みゆきの初受賞作「我らが隣人の犯罪」が、雑誌掲載当時の絵と、将棋や囲碁の記事がついたまま掲載しているところが面白い。選者の評が載っているのも嬉しい。前年、落選した作品も読んでみたい。宮部みゆきの原点を知るのによい。作家教室当時の事情も詳しく知りたいかも。改訂して文庫になっているらしい。2013/06/30
再び読書
34
2002年に発行された宮部みゆき解説書。今現在の作品を加えるとさらに奥行が広がりますが、バラエティに富んだ作風で、強烈にのめり込む感じは無いですが、気になる作家です。「火車」から読み始めましたが、かなり時間を経て「震える岩」、「誰か」「名も無き毒」と読み進め、「模倣犯」「小暮写眞館」を積読しています。今も作品が映画化され、常に注目される作家の作品群について説明されていますが、やはり全体像が掴めない人です。悪い意味で掴み様のないというより、何でも書けるような不思議な感じがします。新人賞受賞作も面白い。2015/04/19
ジムトレーナーみゆき
10
「丸ごと宮部みゆき」という宮部みゆきさんを、とことん解き明かしていく本。宮部みゆきさんのファンの方にはたまりません!2018/07/23
ひこうきぐも
10
図書館で借りる。ロングインタビューが実によかった。一緒に借りたかった「やっぱり宮部」は他の地区取り寄せになり時間がかかりそうです。2013/07/03
ツキノ
9
図書館本。宮部作品は未読のものが多数。少しずつ読んでいきたい。デビュー作の文体自体はいまと同じくらい完成されているのがさすが。2012/12/30