マカロニの穴のなぞ

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  • サイズ B6判/ページ数 109p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022576736
  • NDC分類 757
  • Cコード C0095

内容説明

“エレガントの法則”って何?いま各界からもっとも注目を浴びるデザイナーが、世界を旅し、日常の様々な事象の細部に宿る「デザインの神様」を見い出す。―流麗な文章で綴られた“美しさ”に至るためのヒント集。

目次

表面張力の美学
消え去った映像
エレガントなハエ
マカロニの穴のなぞ
手のひらの装丁
「紙メール」の優雅
ミイラとリサイクル
コンコルドと新幹線
都市と風呂の未来
「割れしいたけ」の実力〔ほか〕

著者等紹介

原研哉[ハラケンヤ]
グラフィックデザイナー。1958年生まれ。デザインの領域を広くとらえて、多方面にわたるコミュニケーション・プロジェクトに携わる。長野オリンピックの開・閉会式プログラムや、2005年愛知万博のプロモーションにおいては日本文化に深く根をおろすデザインを展開。また、2001年の松屋銀座リニューアル計画では空間からグラフィックを横断する複合デザインディレクションを実践。梅田病院サイン計画ではサインを通した新しいコミュニケーションの可能性を提示した。一方、展覧会「建築家たちのマカロニ展」「リ・デザイン―日常の二十一世紀」では、企画者として日常デザインへの視点を示唆している。商品デザインではニッカウヰスキー、AGFをはじめ、日本各地の酒と米の仕事を手がけている。東京ADC賞。講談社出版文化賞。日本文化デザイン賞。ニューヨークADC特別賞。原弘賞。亀倉雄策賞。2000年世界インダストリアルビエンナーレ(インダストリアル、グラフィック両部門)大賞。2000年度毎日デザイン賞など、内外で数多くの賞を受賞している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

19
デザインにはすべて意図がある・・・とは思っていたが、なるほどなあ~ということが満載。原さんの、肩肘張らない語り口が何ともたまらず、じわあ~~っと効いてくる感じ。語り口と言いながらも、実際は文章なのだが、語り口と言ったほうがあっている。マカロニの穴の三つの意味のうち、二つは知っていたのだが^^; 何事も、デザインという視点を持つと、面白い!2016/04/25

キジネコ

19
些か疲れ気味で、軽いものをと、手にとった この本。肩書きや面倒な立場や利害関係など全く関係なく 行きつけの呑み屋で親しくなった友達との会話、そんな感じのエッセーです。「此間こんなことがあってさー」と聞かせる話が飽きさせない。グラフィックデザイナー氏の話は酒席の大いなる楽しみ。大事にしたい友達の様でゴザイマシタあ。2012/10/18

魚京童!

15
この人意外とよかった。ずれてる。しょうがないよね。なんかよかったようなわるかったような。夢の中で2019/02/16

naobana2

15
【図書館】紹介されていて気になったので。 集英社新書の表紙のデザインもされてるんですね。 デザイナーの感性を垣間見できます。2016/01/09

魚京童!

12
読んでた。去年の2月。全然覚えていない。良かったなって思ったのに。もうダメだな。これなら昔読んだ本はいくらでも読めてしまう。記憶になかったといったらうそだけど、ほんと。どこかでなぞった気がしたといわれればうそだけど、そういうことなのだろう。いい本だった。そういう意味で。内容なんてなくたっていい。愉しければそれで。2020/03/25

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