内容説明
ショージ君、昼メシの問題をスルドク追及。なんと神田は「まつや」の上天重はえび3本!1本食べ終わってもまだ2本ある…諸君、日本の昼食は奥深いぞ。
目次
磯辺巻きのクラクラ
うどん屋の地獄
しらす干しのある生活
衝撃!食堂車廃止
バンザイ厚切りトースト
懐かしの肉団子
チャーシューの“行く春”
ブックカフェちゃ何だべ?
カイワレをいじめるな
青椒肉糸讃〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nagatori(ちゅり)。
10
磯辺焼きの屋台って見た事ないよ…もしかしてこれ、かなり古い年代に発行されたの?と奥付を見たら2000年でした。丸かじりにしたら最近の方だ。今も銀座に行けばあるんでしょうか、磯辺焼きの屋台。見てみたいなあ。相変わらずの愛しい東海林節に再会できて満足^ω^)宅配チラシ、とっても同感!2014/08/20
紫電改
3
食べ物のうんちくと視点が面白い。週刊朝日連載でこれだけ長く続いてるのは凄いことだ。ただ連載ものエッセイは、やっぱり週刊誌で都度読むのがいいかも。初版第一弾も読んでみよ!2023/10/02
ダリア
3
『肉団子』言われると最近、見かけない。やっぱり肉オンリーというのが問題だったのでは?ヘルシーさという要素が必要なんじゃないかしら。『きつね蕎麦といなり寿司』少々くどい気がする。『機内食』飛行機は久しぶりに乗るとこんなに狭かったのかと驚かされる。そのうえで食事をするのは割に大変そうな気がするのだが。ハリツケ食事責めの刑に笑ってしまった。『オリーブオイル賛歌』海外旅行に行ってかぶれて色々勧めると周りが顰蹙する話。顰蹙させられる側に立つ自分しか想像できない。とはいえ、パンにオリーブオイルは意外に美味しい。2021/01/05
ダリア
3
『磯辺巻きの』磯辺巻きを屋台で売っているというのが驚いた。なんだか美味しそうに思ったので今度作ってみようかしら。でも、想像通りに作れないとも思うのだが。『食堂車廃止』東海林さんは食堂車に並々ならぬ思い入れがあったようなのでがっかりしたのではないかしら?そして最後の思い出作りに。やはり、コンビニのせいで客が減ったように私も思う。『宅配チラシの』発想が小学生みたい。私も子供のころに似たようなことをしていた。宅配チラシってあれでなかなか楽しいのだよね。『360Kcal』これは相当メニューに苦労したのでは?2020/12/21
ダリア
3
この著者さんはまるかじりシリーズを何冊も出している。食をテーマによくこれ程エッセイを書けるものだと感心する。新幹線の食堂車の話。実は食堂車に行ったことがないため、余計に興味があった。昔は食堂車が付いていたというのは、本や漫画などで知ってはいたのだけれど。このエッセイ中で、食堂車がなくなるので筆者は駆け込み利用している。同じように利用している客の描写があって、なくなるとなれば、利用したくなるのだろう。その気持ちは分かるが、そもそも利用客が少なくて撤廃なのだから矛盾した話ではある。 2017/10/06