内容説明
連続通り魔事件の犯人は同級生だった。揺れる中学生活のなかで見つめる「大人」でもなく「特別」でもなく「フツー」な自分…。少年エイジをめぐる家族と友情と愛の物語。山本周五郎賞受賞『エイジ』の新聞連載版イラスト全部収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
扉のこちら側
74
2016年291冊め。図書館に新潮文庫版を予約していたが、間違ってこちらを渡されたのに気づかず帰宅しそのまま読了。クラスメイトが事件を起こし「少年A」と呼ばれるようになったことで、エイジ達同級生の心が波立っていく様子。こちらは新聞連載時のイラストを収録したもので、文庫版では本文がだいぶ加筆されているらしい。2016/05/01
ほっそ
5
中学生のエイジの身近で、同級生が「事件」を起こした、それにともなう日常の波紋を描いていきます。あとがき読んで、びっくり。きちんと本にしたら、これの5倍になったとは、よく大幅に加筆しましたって、本に書いてある。でも5倍とは、すごい!2010/04/05
茶々
2
素晴らしい。気に入った。きよしこやナイフも読みたい。2013/05/05
うめ
1
過去の新聞に連載されていた内容を構成。 挿絵もあって読みやすい。 子供(中学生)やその親にも読ませたい内容であった。 子供(エイジ)の悩みや葛藤が率直に伝わってくる。2013/01/03
きりだんご🐱新潮部
1
●図書館2012/09/10