内容説明
コンピュータには見えない世界がある。マルチメディア論、コンピュータ論で鳴らす研究者が、より自由で、より豊穣な人間社会の未来像を、温かく、かつ透徹した眼差しで、さまざまな視点から描き出す。
目次
第1章 シェルブールの雨傘(大平原を走る長距離バス;オアハカの少年;ワイダ監督の「聖週間」 ほか)
第2章 メディアの森(デジタル・ミュージアム;ハイパーテキスト文学;ビデオカメラが生む名画 ほか)
第3章 文字とグローバリゼーション(禅の好きなアメリカ人;多チャンネル放送時代;ご老公の名に潜む“悪”? ほか)
第4章 科学を読む(美しき幻想、インターネット;「パソコンへの愛」の行方;オウム真理教の“虚戦” ほか)