「生きること」と「死ぬこと」―人はなぜ自殺するのか

「生きること」と「死ぬこと」―人はなぜ自殺するのか

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  • サイズ B6判/ページ数 275p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784022569370
  • NDC分類 145.7
  • Cコード C0036

内容説明

40年にわたって自殺研究に取り組む精神科医が、自殺に至る心理を具体的に語る。

目次

第1章 自殺は人間の特権か
第2章 自殺の科学
第3章 子どもの自殺
第4章 青年の自殺
第5章 壮年の自殺
第6章 老人の自殺
第7章 自殺と文化
第8章 情死
第9章 親子心中
第10章 切腹と特攻隊
第11章 遺書
第12章 自殺と哲学
第13章 自殺と宗教
第14章 自殺の防止

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あおいそら

12
仕事関係で手にした本。死にたいと言われた時にどうすべきか、どう向き合うべきか考えさせられた。自殺には何らかの予兆があって、それを見逃さないことが大事。自殺や自殺未遂になればついつい「原因は何だったのか?」が取り上げられるけれど、原因よりも孤独から救う周囲の人間関係が希薄にならないことが大切なんだと学んだ。2016/08/07

つきみ

9
柳美里「自殺の国」を読み、自殺をする人、ぎりぎりで引き返す人の心理を学問的に知りたくて手にとった一冊。長年、自殺未遂者のケアなどに携わってきた著者が自殺の歴史や哲学…など多方面から切り込んでいるため、とても興味深く読んだ。私は太宰や芥川を敬愛しているから自殺は美しいものと思って生きてきた。ただし現代は著者が訴えたように一人でも多くの自殺志願者を救わなくてはならない、と改めて考える。周囲の人の「気付き」で救われる命がたくさんある。2013/04/29

aaaaki

0
「自殺は人間の特権である」いや、「自殺は人間なるがゆえに生じる悲しむべき負い目だ」なら、もっと単細胞な動物に生まれたかった。いや、生まれたくもなかった。2017/10/22

どり~☆

0
図書館2016/09/26

えみり〜

0
再読2015/09/25

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