内容説明
評判の名レストラン、噂のお店が辛口採点にまっ青。日本国内にあきたらず、香港で究極のグルメを実現。名店ガイド第三弾。サイバラコータリのおまけも収録。お騒がせシリーズ、ついに完結。
目次
はとバス「笹乃雪・おいらん」コース
ヴィノッキオ・デ・プレ
近藤
煉瓦亭
田舎家(六本木西店)
隅田川屋形船(三浦屋)
星岡茶寮(本店)
陸羽茶室・富臨飯店
龍門海鮮酒家
ザ・ペニンシュラ〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
RED FOX
5
久々の再読、面白いなあ。94年の作品ですかあ、しかし若き?サイバラのパワフルなこと。最近の偽装料理問題を思い出しました。どんな一流料亭でも美味しくないと思ったら笑いに変えてしまう彼女にブランド信仰はないのだろう。2013/11/02
Pochi
2
世の中のグルメ本って、たいていほめてばかり。それって逆にほんとかなって思ってしまう。世間ではそういうグルメ本を片手に食べに行く。紹介されたお店にいったことが自慢になる。そういう風潮にメスを入れたのがこの恨みシュランシリーズ。当時はネット情報などというものはなくて、マスコミの紹介された情報のみが真実と思われていた。グルメ本で紹介されたお店は本当においしいのか? 今ではネットであらゆる口コミがあるのでありがたい。逆に迷うこともあるが。2018/05/06
ブロッコ・リー
1
相変わらず西原氏の漫画ばかり読みました。そういやぁ鉄人とか「こだわりの〇△◇」(こだわりの云々って言い方嫌い)とかの時にもばっさり切ってくれたら気持ちよかったのになぁと昔を思い出して遠い目。。。。2009/11/11
Gen Kato
0
再読。このシリーズ(とくにサイバラ先生の絵)は毒もギャグもツッコミもひたすら強烈だけど、基本にきちんと「批評眼」があるから、決して不快ではない(お店側の感情はともあれ)。後半の抒情漫画がまたいいんですねえ。2015/11/03
noko
0
サイバラさん相変わらず、毒っけたっぷりで、おもしろかったです。 かなり古い本だけど、内容は面白い。 こういう歯に衣着せぬ人って、必要だと思います。2012/03/22