出版社内容情報
2人に1人ががんになり、医療の進歩も目覚ましい時代。がんだって普通の病気なのに、いまだに残る「がん=死」というイメージを壊そうと、77歳の名医が立ち上がった。全国の病院を歩いて届けたメッセージとは。日本縦断3500キロの旅。
内容説明
「がん=死」というイメージを変えたい―。がんサバイバーを訪ね歩いて日本縦断3500キロ。福岡から札幌まで。がん患者支援を訴えて歩き、声を聴く。元気ながん経験者が多数いることを示し、患者の思いや要望を伝えていく。そんな決意で一歩を踏み出した!
目次
第1歩 全国のサバイバーを訪ねよう―2018年2月5日~20日‐九州~四国~中国地方
第2歩 黄色いTシャツにみんなの手を乗せて―2018年2月24日~3月6日‐中国~近畿~中部地方
第3歩 一等地にある「がんよろず相談」―2018年3月9日~13日‐静岡・神奈川
第4歩 がんだって普通の病気なんだ―2018年3月31日~4月13日‐中部~近畿~北陸地方
第5歩 より良きがん検診のために―2018年4月24日~5月3日‐新潟・群馬・埼玉
第6歩 命のバトン―2018年5月14日~18日‐埼玉・東京・千葉
第7歩 自分を責めることはありません―2018年5月19日~31日‐関東~東北地方
第8歩 私は余命をどう告げてきたか―2018年6月3日~13日‐山形・宮城・岩手
第9歩 サバイバー支援にゴールはない―2018年6月30日~7月6日、16日~23日‐岩手・青森・北海道
著者等紹介
垣添忠生[カキゾエタダオ]
1941年、大阪府生まれ。1967年、東京大学医学部卒業。都立豊島病院、東大医学部泌尿器科助手などを経て、1975年から国立がんセンター病院に勤務。泌尿器科医として膀胱がんや前立腺がんなどの治療に携わる。2002~07年国立がんセンター(現・国立がん研究センター)総長、2007年から名誉総長。現在は、日本対がん協会会長、財団法人がん研究振興財団理事を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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