シリコンバレー発 アルゴリズム革命の衝撃―Fintech、IoT、Cloud Computing、AI…アメリカで起きていること、これから日本で起きること

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シリコンバレー発 アルゴリズム革命の衝撃―Fintech、IoT、Cloud Computing、AI…アメリカで起きていること、これから日本で起きること

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  • サイズ B6判/ページ数 246p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022514127
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C0030

出版社内容情報

【社会科学/社会科学総記】アルゴリズム革命とは、情報処理能力の飛躍的向上により、あらゆる人間活動が計測され機械によって代替される流れのこと。Fintech

櫛田健児[クシダケンジ]

内容説明

ここまで変わる、人間と機械の近未来!アルゴリズム革命とは人間のあらゆる活動が計測され、ソフトウェア・アルゴリズムで表現されることにより、機械と人間活動のハイブリッド化や、完全自動化に進む流れのこと。その背景には飛躍的に向上し、かつ安価に使える情報処理能力(クラウドコンピューティング)があり、これから人工知能によって革命は加速する。この革命にうまく乗れるかどうかが、今後のビジネスの成否を分けると考えられる。

目次

1 アルゴリズム革命とAIのインパクト(シリコンバレーは世界の姿を一変させる;アルゴリズムで人間の活動を置き換える ほか)
2 クラウド・コンピューティングの本質とは(クラウドで人類の情報処理能力が豊富なリソースへ;クラウドは巨大な設備投資で実現 ほか)
3 IoTとビッグデータの真価とは(あらゆるものが計測可能になる;売りっぱなしモデルからの脱却 ほか)
4 フィンテックの恩恵はあらゆる企業に及ぶ(スタートアップが切り開く新しい金融サービス;企業の資金調達が様変わりする ほか)
5 日本企業がこれからすべきこと(外部の力を取り込む「オープンイノベーション」;シリコンバレーで人脈をつくる ほか)

著者等紹介

櫛田健児[クシダケンジ]
スタンフォード大学アジア太平洋研究所リサーチアソシエート。Stanford Silicon Valley‐New Japan Projectプロジェクトリーダー。キヤノングローバル戦略研究所インターナショナル・リサーチ・フェロー。東京のインターナショナルスクールを経てスタンフォード大学で経済学と東アジア研究を専攻、カリフォルニア大学バークレー校で政治学博士を取得後、現職に就く。情報通信(IT)のイノベーションやシリコンバレーの経済エコシステム、クラウドコンピューティングや政治経済、日本のITガラパゴス化現象などを中心に研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

5 よういち

95
新しい時代の情報テクノロジーについて◆約4年前の2016年発行であるが、既に書かれている内容が実現していたり、次のステージへと移っていたり。今はまさにクラウドへの移行から、さらにIoTが広がりつつあり、私たちの身近なところでの活用方法が増えている。また数年後にはどこまで変化しているのだろう。新しい利用方法、新しいテクノロジー、もしかしたら今の新型コロナとの戦争がさらなるテクノロジーの進化を呼ぶかもしれない。◆アルゴリズム革命で広がる自動化領域/クラウドによる進化の加速/あらゆるものが計測可能な世界2020/05/08

飯田健雄

31
私は、現在のIOT、AI、ビッグ・データ、フィンテック、エグジット、AIというデジタル・イノベーションを俯瞰する良い本と思います。現在、このようなテクノロジーの進化は、日本の企業組織構造をゆっくり変えていくと思います。長期雇用、年功序列は、さらに衰退していくと思います。中途採用が増えていくでしょう。それは,一つの要因として、テクノロジーの進化が、あまりに早く、その職にとどまれない人々が増えていくからだと思っています。長い話になりますから、ここら辺でおしまいにします。2016/12/23

はるわか

21
アルゴリズム革命:ソフトウエアのよる「自動化」:人間活動をキャプチャ(取り込み)し、トランスフォーム(変形)し、リプレイス(置き換え)。あるいは人間活動の拡張(オーグメント)。クラウド、ビックデータ、IOT、フィンテック、人口知能といったバズワード(流行言葉)はすべてアルゴリズム革命から成り立っている。ディープラーニング(深層学習)で勝手に学び始めたAI。人間活動リプレイス型のAIと人間活動オーグメント型のIAの違いを認識すること。現在は情報処理能力と情報保存能力は豊富なリソース、劇的なコスト下落。2016/11/16

おがっぴ

4
現在のシリコンバレーの状況を分かりやすく伝えている。 非常に読みやすかった。 現状整理には良いと思う。2017/02/15

Haruko

3
スタンフォード大リサーチフェローの著者が田舎の大学に過ぎなかったスタンフォードが躍進した過程を工学部長ターマンの名を挙げて述べているのは嬉しいトリビア。米国の政財界の回転ドアの弊害は大きいが、産学連携に関しては米国流の人事交流に長があるようだ。入社後MBAを取得後すぐ辞める若い人は如何なものかと思っていたが「縁さえ切らなければ」よいという米国流考えに改める事とした。更に著者はグローバルに繋がっている世界に比して 山中伸弥教授率い京都大学IPS研究所の頭は黒髪ばかりと遠慮なく口を挟む。2017/11/20

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