18きっぷ

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18きっぷ

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  • サイズ A5判/ページ数 111p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784022513236
  • NDC分類 748
  • Cコード C0095

出版社内容情報

人生の岐路を迎える18歳を撮影したモノクロのポートレート写真と、彼らの声を書き留めた。盲目の女子大生、バンドのボーカル、非行防止ボランティア、鳶職人、僧侶見習い、ダンサーなど、46人を紹介していく。壁や悩みに直面しながらも、新しい世界に向け、それぞれの一歩を踏み出す等身大の若者の姿を追った。/書籍化にあたり、直木賞作家の朝井リョウによる書き下ろしロングエッセイ「18歳の選択」を掲載。本文中には、「朝井リョウからの質問、最近怒ったこと」「どういう大人になりたいか」「元気をくれる作品」「もし1週間自由に使っていいならば」「今いちばん欲しいもの」など新たに5つの質問項目をもうけ、46人の若者たちの生の声を聞く。/朝日新聞名古屋本社版に2014年から約1年間連載された「18きっぷ」、東海地方の新聞・通信・放送の加盟社からない中部写真記者協会の2014年度「企画部門賞」を受賞した好評連載が、ついに書籍化される!

内容説明

迷い、いらだち、そして期待―。未来行きの切符を持って18歳たちは旅立った。

著者等紹介

朝井リョウ[アサイリョウ]
1989年岐阜県生まれ。2009年『桐島、部活やめるってよ』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。13年『何者』で直木賞、14年『世界地図の下書き』で坪田譲治文学賞を受賞する。その他の作品に、『チア男子!!』(第3回高校生が選ぶ天竜文学賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナイスネイチャ

207
図書館本。18歳のポートレート集。自分は18歳の時はこんなに将来の事を考えてなかったな。冒頭に朝井さん18歳の決心した内容があり、また朝井さんから唯一の質問が最近怒りを覚えたことは?と。この年齢は怒りが必要何でしょうか?2016/02/15

starbro

117
最初、朝井リョウが青春18きっぷで旅するエッセイかと思って読み始めましたが、全く違っていました。大人への入口の切符を持ち、夢や希望に溢れた様々な18歳のポートレート集でした。私の年になると夢を持った18歳はキラキラと眩しすぎる存在ですが、私の息子達が同世代なので、小さくても良いから夢を持って進んで欲しいなぁと思う次第です。何時か青春18きっぷで気ままな旅を楽しんでみたいと考えています。2015/11/07

みかん🍊

97
18歳、未来への選択が具体的に迫られる年齢、そんな東海地区の18歳の彼等のインタビュー集、巻頭の朝井さんのエッセイも18歳という分岐点を現わした小説家を決定づけた選択。インタビューされている様々な立場の彼等もしっかり自分を持ったぶれない若者たち。世界チャンピオンになった田中恒成のインタビューもあったのが印象的だった。2015/12/30

chimako

84
【市立図書館中学生に薦める本より】18歳はまぶしい。ここに登場する子どもたちの何としっかりしていることか。「どういう大人になりたいか」にきちんと答える。将来を見据える。避難生活のなか福島に帰って社会人なった男の子。ジャワ島から物理を勉強に来た留学生。絵を描くのが好きな自閉症の男の子は福祉法人で働く。祖国の明るい未来を考える在日4世の女の子。「これから」に踏み出す力強さに羨望を覚える。表紙の朝井リョウの文字で内容を誤解していたが、良い本だった。朝井リョウのエッセイも良かった。写真も素晴らしい。2018/06/05

くろにゃんこ

73
図書館に受取りに行ったら「児童書コーナーです」と言われビックリしました(^^ゞ”朝井リョウ”に惹かれて借りたのですが、冒頭のちょっとしたエッセイだけでガッカリ。だけど、何人もの18歳の人へのインタビューと巻末には一年後の様子と夢溢れ真剣に生きる姿がなんとも眩しく、それぞれの写真がまたカッコイイ。2015/11/29

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