出版社内容情報
ポール・オースターが絶賛した『インディアナ、インディアナ』(朝日新聞出版、2006)につづく、柴田元幸が翻訳を熱望するレアード・ハントの長編翻訳第二弾。南北戦争以前、ケンタッキーの山の中に住む、横暴な男。そこに騙されて連れてこられた一人の女性が二人の奴隷娘たちと暮らし始めると……。雲の女王になった話、黒い樹の皮の話、濡れたパイだねの話、タマネギの話など、密度の濃い語りですすむ、優しくて残酷で詩的で容赦のない小説。●小川洋子さんの推薦のことば誰かが語っている。あふれる暴力を露にするための呪文を。その呪いを解くための祈りを。耳を澄ませたまま、私はただ立ち尽くすしかない。世界のありようを声の響きだけであぶり出す、あなたは誰だ?
内容説明
南北戦争以前、横暴な夫のもとに騙されて来た女性が、二人の娘たちと暮らし始めると…。優しくて残酷で詩的で容赦ない長編小説。
著者等紹介
ハント,レアード[ハント,レアード] [Hunt,Laird]
1968年シンガポール生まれ。作家。現在はデンヴァー大学英文科教授
柴田元幸[シバタモトユキ]
1954年東京生まれ。アメリカ文学研究者、翻訳家。文芸誌「MONKEY」編集人。東京大学特任教授。著書に『生半可な學者』(講談社エッセイ賞)、『アメリカン・ナルシス』(サントリー学芸賞受賞)など。訳書にトマト・ピンチョン『メイスン&ディクスン』(日本翻訳文化賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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のっち♬
藤月はな(灯れ松明の火)
Willie the Wildcat
nobi
キムチ27