出版社内容情報
独立起業家として日米のビジネスの一線で活躍してきた著者が、父親の介護を通じて発見した「衰退という価値」。さまざまな体験や場面から得た教訓や人生哲学の数々を、「低成長時代」の日本の風景とともにつづる名エッセイ。
目次
1 わが町―高原秀の写真に添えて(暮れなずむ橋;路地裏のしきたり ほか)
2 昭和の風景(雷魚が告げた時代の終わり;取りえのなかった愛犬の遺言 ほか)
3 日々の脚下(くろうとの時代;救済の語法―『ル・アーヴルの靴みがき』 ほか)
4 路地裏の光景を眼に焼き付けるということ(大事より些事が大事;老齢化する社会 ほか)
著者等紹介
平川克美[ヒラカワカツミ]
株式会社リナックスカフェ代表取締役。「ラジオディズ」主宰。1950年、東京都大田区生まれ。75年、早稲田大学理工学部機械工学科卒業。77年、翻訳を主業務とする株式会社アーバン・トランスレーション設立、代表取締役となる。99年、シリコンバレーのインキュベーションカンパニーであるBusiness Cafe,Inc.設立に参加。2001年、株式会社リナックスカフェ設立。声と語りのダウンロードサイト「ラジオデイズ」を運営する。現在、立教大学大学院ビジネスデザイン研究科特任教授も務める
高原秀[タカハラシュウ]
フォトグラファー。1968年、大阪市生まれ。93年、神戸大学経済学部卒業。96年、株式会社イマ(現株式会社アマナ)入社。99年、アマナ退社後フリーランスに。現在、雑誌・書籍で商品写真、料理写真を中心に活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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