吹けば飛ぶよな日本経済―破綻後の新しい国をつくる

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吹けば飛ぶよな日本経済―破綻後の新しい国をつくる

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  • サイズ B6判/ページ数 205p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022512611
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0095

出版社内容情報

【文学/日本文学評論随筆その他】日銀の国債買い支えはもう続かない。1千兆円を超える借金で、日本はハイパーインフレの大混乱を迎える。その後の新しい経済をどうつくるか。この国が本来持てる力をどう発揮するか。経済金融の泰斗が「来るべき日本」を語りつくす。

内容説明

日銀が国債購入をやめたら大暴落ハイパーインフレは避けられない!国の借金1030兆円、私たちは歴史的な経済敗戦を迎える―日本大復活に、あの手この手の施策あり。

目次

序章 この危機に言わずにいられない
第1章 世界の背中が遠くなる
第2章 吹けば飛ぶよな日本経済
第3章 異次元の量的緩和の末路
第4章 ハードランディングに備えよ
第5章 日本経済「失敗の本質」
第6章 ハードランディング後の新しい国

著者等紹介

藤巻健史[フジマキタケシ]
1950年、東京生まれ。一橋大学商学部を卒業後、三井信託銀行に入行。80年にMBAを取得(ノースウェスタン大学院)。85年、米銀のモルガン銀行入社。ディーラーとしての抜群の実績を買われ、当時としては東京市場で唯一の外銀日本人支店長に抜擢される。会長から「伝説のトレーダー」のタイトルを贈られる。2000年の同行退社後は、世界的投資家ジョージ・ソロス氏のアドバイザーなどを務めた。一橋大学経済学部、早稲田大学大学院商学研究科で講師を歴任。日本金融学会所属。現在は、維新の党所属の参議院議員。東洋学園大学理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

C-biscuit

13
図書館で借りる。やはり、アベノミクスなどの昨今の政策は、著者が以前より言っていたものらしい。しかしながら、時期を逸しており、出口はハードランディングしか無いようである。いつの間にか政治家になっているようなので、日本の大きな転換が起こるのかも知れないと感じてしまう。日本に置いてハイパーインフレが起きるのかどうかであるが、終焉は理解しやすい。実力以上に円が強いようなので、いずれ方向が円安であれば、外貨預金もやる気になる。家族会議で決めたいw。それにしても、机上の人でなく行動していた人なので、強さも感じる。2016/09/20

トリッコロ

4
国の借金を返すためには、最終的にスーパーインフレで解消するしか方策はないが、それがいつ実現するのかは誰にも分からない。2015/07/19

osakif

2
藤巻さんの所謂「日本破綻」本です。内容はこれまでの本と基本的には変わりません。政府&日銀がインフレを目指しているとの指摘はそのとおりだと思います。つまり、インフレの目的は景気浮揚が第一ではなく、積み上がった政府負債の減額が第一目的ということです。また、筆者は相続税を撤廃することが景気によいと言っていますが、政府は(日本の殆どの資産を保有している)年寄りたちの資産を政府に移転させようとしているため(だから相続税は厳しくした)、それは難しいと思います。2015/04/08

n yamamoto

1
う~ん、どうしたらいいのだろう。 いざとなったら生き残れるかなぁ。 来る事はわかってるのに対策が難しい。2015/11/08

ぴーたろー

1
この人の本は面白いというのが率直な感想。金融業界の中から&外国からの視点を持っているのと、主張がクリアで、データとしての興味深い具体例が多いので。鵜呑みにしていいかは別として。2015/07/07

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