内容説明
いまや“国民駅弁”となった人気者。ゴハンにイカか、イカにゴハンか?恍惚と絶句を誘う味の往来!シリーズ最新刊抱腹絶倒の食エッセイ第32弾。
目次
じいさんビアガーデンにゆく
オムライスの騒ぎ
え?冷やしかつ丼?
とうもろこしのザークジャキ
箱物ジュースのチューチュー
箸はいつ?
B級の覇者ソース焼きそば
「まあまあ、ひとつ」
島根物産館へ
タコぶつ噛み噛み考える〔ほか〕
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
亮さん
12
表紙はイカめしでしたがタコを取り上げたこと多し。題名はタコぶつの丸かじりにすればいいと思ったほど。特に気になったのは2つ。冷やしカツ丼、飴のひととき。 冷やしカツ丼、近ごろ冷えた料理が人気を呼ぶ。冷やしおでん、冷やしラーメン、冷やしカレーなど冷やしに皆挑戦しているが冷やしカツ丼はどうなのか。かつ吉の冷やしカツ丼はとろろと梅味らしくてとても美味しらしい。 (以下自分の意見) 冷やしは居酒屋でブームになりそうだ。寒い時はものすごく暑い暖房をして冷やしを食べる。客の入れ具合も良さそうである?店側の利点として作2016/09/16
ちゃーびん
9
軽く読めて楽しい。小さな事を大きく広げられる事に感心してしまいます。 本当は連載の週刊誌の中にオアシス的にあるのがいちばん楽しめるのかな? ★☆☆☆☆2023/03/13
スローリーダー
4
本を読んだらアウトプットが肝要。掲載された中でやってみたこと①飴を舐めながら読書。やってみたいこと①味噌と醤油、それぞれの🍜スープを混ぜてラーメンを食べること。②思い出に残る食べ方。2023/09/26
ポン・ザ・フラグメント
4
昔ほどじゃないけど、依然として面白い。袋物の醤油ラーメンと味噌ラーメンのスープを混ぜて飲んでみた、というだけの話で1回もたせようとする東海林さだおが好きだ。海苔弁へのこだわりも並々ならぬものがあるよね。何度目の登場だろう。何の「丸かじり」に入ってたのか、焼海苔でゴハンを食べるときには醤油を付けた方を外にするのと内にするのとどちらが美味しいか確かめる話があった。ピンの頭に天使は何人乗るか的疑問と言って言えないこともない。2013/04/29
池野恋太郎
3
再読。 シリーズ32作目。 これが出てからもう10年近く経ってる事にビックリする。 ジルジルとかヌラヌラという擬音が初期の丸かじりから度々出てくるけど、これを東海林さだおさん以外で使ってる人を見たことない。2019/08/14