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課長になったらクビにはならない―日本型雇用におけるキャリア成功の秘訣

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  • サイズ B6判/ページ数 189p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022507457
  • NDC分類 366.21
  • Cコード C0095

内容説明

「格差」「リストラ」「成果主義」とあおられても、しぶとく生き抜く方法がある。日本におけるキャリアの正解をデータと理論から実証。人事&雇用のカリスマが暴く、キャリア幻想論第二弾。

目次

第1章 課長の壁(課長の壁―熟年ホワイトカラーは世界どこでも転職できない;中途採用スペシャリストは生え抜きに勝てない―ジョブホッパーの論理1 ほか)
第2章 国や時代が違っても、キャリアはそんなに変わらない(能力アップが給与に反映されない国―アメリカ礼賛の根本的問題;20歳でキャリアなど決められない―それほど変わらない、アメリカと日本のキャリア観 ほか)
第3章 「箱モノキャリア」が人生を蝕む(アンチ箱モノ行政の福島党首が、箱モノ雇用論に終始する矛盾;キッザニアで仕事の“苦しさ”は教えられない―キャリア教育という箱モノ ほか)
第4章 キャリアは才能なんかじゃ決まらない(入社試験の存在理由―「当たらぬも八卦」に意義がある;ビジネスパーソン勝利の法則―意外なほど簡単なこと ほか)

著者等紹介

海老原嗣生[エビハラツグオ]
1964年生まれ。大手メーカーを経て、リクルートエイブリック(現リクルートエージェント)入社。新規事業企画、人事制度設計などに携わった後、リクルートワークス研究所へ出向、「Works」編集長となる。専門は、人材マネジメント、経営マネジメント論など。2008年、HRコンサルティング会社「ニッチモ」を立ち上げ、代表取締役に就任。また、リクルートエージェント社フェローとして、同社発行の人事・経営誌「HRmics」の編集長を任されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

miraiocoo

19
勉強になった一冊です。題名と書かれている内容は、違っています。管理職の仕事は何か?今、行っている仕事は正しいのか?世間で言われている正しい管理職は本当にあっているのか?など、疑問に感じた方は是非読んで下さい。2015/12/26

ステビア

11
中間管理職は転職できない。そしてクビになることもない。これは企業内特殊熟練による。倦まずに目の前の仕事を成し遂げていこう。2015/06/26

issy

3
(1)転職回数や年代に関して、世間で言われているほど日本と欧米に差はない、(2)終身雇用・年功序列という日本型雇用形態の崩壊…は半世紀前から言われているが実際は非常に緩やかにしか変化していない、という指摘は新しい。その上で、会社内でのキャリア成功の秘訣として、職位変化(に伴う職務変化)に対応できること、と説く。それ自体に異論はない。ただし、年功序列的に誰もが課長に昇進し、余程出来が悪くない限り「課長になったらクビにはならない」現状の人事制度にはやはり問題があると思う。2010/08/09

摩周

2
何度も社内転職が正しい。同感。2016/05/23

復活!! あくびちゃん!

2
良書。この著書に批判的な人もいると思うが、サブタイトルにある『日本型雇用におけるキャリア成功の秘訣』を見落としてはならない。著者の言いたいことは、全て「あとがき」に分かり易くまとめてある。特に、『自分が一皮剥けた、と思えた経験のほぼすべては、目の前の仕事にある』と『仕事が年代・役職により随時変わるが、それに合わせて「自分を活かしながら」自分を変えていかなければいけない』に深く共感した。また、是非「日本型礼賛」ではない次回作を読んでみたいと思う。2010/08/20

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