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捕手ほど素敵な商売はない 森祇晶VS.野村克也

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784022506054
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0075

内容説明

名捕手、すなわち名監督なり―彼らの数奇な運命と、卓越した野球観・戦術を描く傑作スポーツノンフィクション。

目次

「ハッピーリタイアメント」か、「生涯現役」か
「逆算の人」と「確率の監督」
名捕手、すなわち名監督なり
少年時代
ああ甲子園
“カベ”と呼ばれて
森のライバルたち
三冠王の道のり
最後の“刺客”
V9の“墓碑銘”
運命の出会い
男の引き際
弱小球団の味
参謀の苦しみ
盟主の座
別れ
古田敦也
センターライン
再生工場
清原和博
大局観
陽はまた昇る
「心」に「刃」をのせて
史上最高の日本シリーズ
野村のリベンジ
「月の人」

著者等紹介

松下茂典[マツシタシゲノリ]
1954年、石川県生まれ。明治大学を卒業後、週刊誌記者などを経て、ノンフィクションライターに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

再び読書

35
勝手に森氏とノムさんの対談ありの二人の共著と勘違いしていました。どちらかと言えば森氏と親しい人に感じる。よって森氏の扱われ方に憤りを感じてしまう。つくづく日本の球団のフロントのレベルの低さには嫌気わさす。まあ三木田氏の様に人間としてプロスポーツに関わるべきでは無い人もいますが、現場の足を引っ張る人の質の低さには呆れかえる。ただ、このタイトルなら少なからず、二人の対談等の意見交換が不可欠に感じる。二人の著書は何冊か読んでいるので、新たな発見は少なかった。もう少し捕手なりの掘り下げた内容を希望!2016/07/07

たらお

19
「1992年の日本シリーズの興奮よ再び」と手に取った本書は、2人の考え方の相違点を詳細に比較しているものだと思い込み読み始めるが、書いてないことはないけれど、著者自身が突っ込んで聞いたことではないと分かる内容なので、野村監督自身の著書に比べると深さは足らず、概略を掴むには適度といった感じ。西武黄金期の森監督の指導法をもっと知りたかったのだが、物足りない。森西武、落合中日にしても強いだけではマスコミ、観客に支持されず、チームの功労者にも関わらず寂しい引き際になってしまうことが、監督業の難しさでもある。2017/11/25

パラオ・スパニッシュフライ

2
同じ時期に生まれ、同じ時期に選手と活躍し、同じ時期に監督として名を馳せた森さんと野村さん。 「データ重視のID野球」の野村さんと「逆算と先読み」の森さん。 2人が黎明期の野球を変えたと言っても過言ではありません。 生い立ちからプロ野球界に入って栄光をつかむまで、 本人目線の真実が書かれています。 それを知った上で森西武と野村ヤクルトが対決した日本シリーズをみたら どれだけ盛り上がったことでしょう。 野球というスポーツの”究極”、”極論”を追いかけた選手を 知ることができる一冊です。 2011/11/28

シロー

1
大体知ってる話だったんですが、広岡の森監督就任妨害活動は知らなかったので、驚きあきれました。彼はノムさんや仙さんのやることにもケチばかりつけている印象があります。人の行動を非難するだけの晩年って寂し過ぎる…2013/03/17

最終バック九番手

1
褒めすぎなのを差し引いても結構面白かった…それにしても広岡の腹黒さにはビックリ…第1刷発行:2009年7月30日…本体1500円2009/08/15

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