内容説明
食糧・石油不足、危険な外国製食品、身近な食中毒…生活に忍び寄る本当の危機を綴った衝撃の書。
目次
第1章 日本の食糧価格が高騰する四つの証拠(「食糧」の大変革が起きた激動の一週間;人類の価値が変わったアメリカの暴挙;世界で最初に打撃を受けるのは日本だ;日本の食糧はどうなってしまうのか?)
第2章 地球温暖化が食糧危機を救う!(陸上の食糧が増えるきっかけ;今こそ“海”の資源をうまく利用する;作られた温暖化の恐怖;節約してはいけない)
第3章 日本の“食卓”はこんなに危ない!(なぜ中国製ギョーザ中毒事件が起こったのか?;知られていない身の回りの“毒”の恐怖;自然の中の食物はかなり危険;農薬は本当に危険だったのか?;リサイクルは危ない;心配しなくてよいものもある)
第4章 身近な生活の危険から身を守る(原子力発電所から身を守る;大地震から身を守る)
第5章 本当に危ない環境問題を知る
著者等紹介
武田邦彦[タケダクニヒコ]
1943年東京生まれ。東京大学教養学部卒。工学博士。専攻は資源材料工学。名古屋大学大学院教授を経て、中部大学総合工学研究所教授。多摩美術大学非常勤講師を兼任。文部科学省中央教育審議会専門委員、内閣府原子力委員会専門委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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もりにく
1
自分の中の偏った考えに異議を唱えてくれる一冊でした。食糧問題をピックアップするだけではなく、食中毒問題や地震、原子力発電などにも触れており、2011年を経た今、この本を読めば「なるほど、そうかもしれない」と読者は思います。前半よりも、後半の方に興味をひかれたのは、きっとそういう理由からでしょうか。2011/11/23
kinoko_kinako
1
3.5点 温暖化より、寒冷化のほうが問題ってこと?2009/04/09
手ぬぐいゲッター
0
武田さんの考えはホントにバランス感覚が良くて、自分も見習いたいと強く思います。 原発に関することも今思えば武田さんが言うような対応をしていればこんなにひどくはならなかったのではと悔やまれます。2016/04/10
linlinlion
0
一般に言われている環境問題とは反する意見で面白かった。2013/06/15
sivad_smiles
0
たまには系統の違ったものを2009/04/22