内容説明
１９９８年の高校野球史に残る名勝負から１０年。野球界で将来を期待された球児たちには、その後、さまざまな人生が待っていた…。２０人の若者たちを追跡した、迫真の群像ドキュメント。
目次
１ 新しい道へ（「松坂大輔と投げ合った投手」の重み；決勝ホームランの負担と、連勝を止めた苦みと；不振だったＰＬの主砲たちのケリの付け方；「世界一のムードメーカー」をめざして ほか）
２ もっと野球を（会社の不祥事、活動自粛、トラックの整備点検、休部…；ケガで人生を考えた穏やかな日々；左のエースからスーパーサブへ；気持ち、気持ち、気持ち…。プロへの執着 ほか）
著者等紹介
神田憲行［カンダノリユキ］
ノンフィクションライター。１９６３年、大阪府生まれ。関西大学卒。故黒田清の事務所を経て独立。野球の他に人物、アジア・ルポなどを手がける
佐々木亨［ササキトオル］
スポーツライター。１９７４年、岩手県生まれ。専修大学卒。雑誌編集者を経て独立
中村計［ナカムラケイ］
ノンフィクションライター。１９７３年、千葉県生まれ。同志社大学卒。スポーツ紙を経て独立。『甲子園が割れた日―松井秀喜５連続敬遠の真実』（新潮社）で第１８回（２００７年度）ミズノスポーツライター賞最優秀賞受賞
守田直樹［モリタナオキ］
フリーライター。１９６８年、山口県生まれ、明治大学卒。野球や医療問題などを広く追う（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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なぎべえ
5
今むしろ野球の表舞台にいない人の話が印象的だった。
はらへりこ
4
高校野球をやっていた子たち、甲子園に出場した子たちが、じゃあそこからどう大人になっていくか？というのを見れるという意味で、味わい深いものになっていると思います。2009/02/08
あやこま
3
これぞ私の青春。あの頃のメンバー達が紆余曲折を経てそれぞれの道を歩んでるんだなぁ・・・と感慨深いのと共にあれから10年以上も経ったんだ、そりゃ私も年とるわｗと思った。2011/09/12
ライアン
3
面白くて一気に読んでしまった。あれから10年、彼らにとって「延長17回」はどれだけ大きく重たかったのか。その反動がまた凄まじいものを感じる2011/08/28
yamabon
3
延長１７回から10年。プロ野球選手になった者以外の話が知れたのが嬉しかった。2008/11/06
