パリ燃ゆ 〈1〉 (新装版)

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  • サイズ B6判/ページ数 613p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022504111
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

to boy

24
1851年のナポレオン三世のクーデターから1870年普仏戦争までの出来事。普仏戦争での仏共和政府は徹底抗戦を煽りながらその裏で停戦を模索。彼らが恐れたのは共産主義、社会主義、無政府主義者たちだった。資産階級、軍人たちは戦う意思なく労働者階級を恐れ、自分の名誉だけを守る保身に走る。真にフランスを守ろうとしたのはなんと彼らが蔑んだ労働者たちであった。ビスマルクに包囲され風前の灯火の首都パリがどうなるのか、2巻に期待します。2020/01/28

ホームズ

12
共和制の崩壊、ナポレオン3世の誕生から普仏戦争末期まで。ナポレオン3世の退場までが結構早かったのでどのように進んでいくのか先が気になった(笑)ナポレオン3世のクーデターってかなり混乱あったんだな。初めて知る内容が多く楽しめた。普仏戦争でのフランス軍の混乱が凄い。自分が指揮すべき旅団がいないって(笑)後半のパリの混乱ぶりが凄いな~。でも国が崩壊する時ってこんな感じなのかな。しかしフランス人の名前が覚えにくい(笑)2012/10/23

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