出版社内容情報
音楽を聴くのにおおげさなオーディオ装置はいらない.ウォークマンでも,ラジカセやミニコンポでも,ちょっとした工夫で十分よい音が楽しめる.実用的な装置をレベルアップするノウハウを満載した健全なオーディオ入門.
内容説明
ウォークマン、ラジカセでもいい音が聴ける?
目次
第1章 ウォークマンで良い音は聴けるのか
第2章 ラジカセでクラシックは邪道か
第3章 ミニコンポは必要十分な装置か
第4章 セパレートシステム構築学
第5章 オーディオの周辺をめぐって
第6章 新しいフォーマットとホームシアター
第7章 パソコンとアンティークオーディオ
著者等紹介
石原俊[イシハラシュン]
翻訳家、随筆家。1957年東京生まれ。慶応義塾大学法学部政治学科卒業。音楽、写真などの芸術全般と、オーディオやカメラなどのメカニズムに造詣が深い。文明批評としてのオーディオ評論を手がけるほか、ディスク批評を各誌に連載
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヨハネス
3
電源プラグの挿し方とか10円玉を敷くとかの小技で「音が変わった」と喜ぶマニアじゃなくて単純に、もっと迫力!もっと細部まで鮮明に!を求めているだけなんです。一応そういう層のための本らしい。スピーカーを前面に出すと明快な音、壁に近づけると低音が多く出るなど「へー」とは思いましたが。機器の選び方を知りたいのですが、特にスピーカーは実際に聴いて好みのものを選ぶしかないそうで、少々物足りません。でもコンデンサー型(電源が必要、繊細で幽玄な音)とダイナミック型(力強い)があるという「ごく初歩」だけでも役立ちました。2016/03/28
おかまたけ
1
しょっぱなから「ウォークマンで良い音は聴けるのか」で挑戦的。きちんと理由と主張をつけて話を持っていってるという所に感動しました。2006/05/22
銀河パトロール隊
0
もともとハードに金かけるよりソフトに金かけるタイプなので、少しでも金かけないで、いい音を聞けるように参考になりました。2019/10/14