出版社内容情報
本格的な高齢社会到来で,認知症のお年寄りは増えていくと予測されている.彼ら,彼女らは,どのような世界を創りあげているのだろうか.認知症の介護施設で看護職の著者が出会ったお年寄りたちの暮らしを細やかに再現することにより,何を大切にしているのか,人間関係のありかたは,過去と今の生活をどのように結びつけているのかを解き明かしていく.
内容説明
本格的な高齢社会到来で、認知症の人々は増えていくと予測されている。彼ら、彼女らは、どのような世界を創りあげているのだろうか。認知症の介護施設で、看護職の著者が出会ったお年寄りたちの暮らしを細やかに再現することにより、何を大切にしているのか、人間関係のありかたは、過去と今の生活をどのように結びつけているのかを解き明かしていく。
目次
第1章 フィクションを生きるお年寄りたち(亭主は厄介者か?かわいいひとか?;私のパートナー、僕のパートナー)
第2章 世間という社会(仲間たちと世間さま;ウチとソト)
第3章 それぞれが抱える事情(お友だちプレステージ;放浪こそ我が人生)
第4章 会話アラカルト(エンドレス・ストーリー;会話はフィーリング ほか)
第5章 行動は語る(「さわる」行為の不思議さ;裏技の開発 ほか)
著者等紹介
阿保順子[アボジュンコ]
1949年弘前市生まれ。日本赤十字中央女子短期大学(現在の日本赤十字看護大学)卒業。92年弘前大学大学院人文科学研究科修士課程修了。北海道医療大学看護福祉学部教授を経て、現在、長野県看護大学長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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袖崎いたる
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