出版社内容情報
東海道新幹線,青函トンネル,ATCの開発など,国鉄技術陣は未曾有の困難を乗り越えて,巨大プロジェクトを成功に導いた.その秘訣とは何だったのか.戦時下の夢の弾丸列車に遡る持続的な技術力を基底に,速さと安全をひたすら追求し続けた国鉄技術陣の群像.その地道な技術思
内容説明
東海道新幹線、青函トンネル、ATSの開発など、国鉄技術陣は未曾有の困難を乗り越えて、巨大プロジェクトを成功に導いた。その発端には、戦時下の夢の弾丸列車計画も存在していた。時代は激変しつつも、速さと安全という変わらぬ理想を追い求めた国鉄技術陣の成功の秘訣とは何だったのか。地道な技術思想に立脚した、未来志向の挑戦をドラマチックに再現して描く。
目次
第1章 「新幹線」前夜
第2章 「トンネル男」たちの岬
第3章 「新宿駅」24時
第4章 技師長室の暦
第5章 国鉄技術の明日
著者等紹介
内橋克人[ウチハシカツト]
1932年神戸市生まれ。神戸商科大学卒業。神戸新聞記者を経て、1967年から経済評論家。2006年、宮沢賢治・イーハトーブ賞、2009年NHK放送文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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