岩波現代文庫<br> シルク・ロード紀行

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岩波現代文庫
シルク・ロード紀行

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  • サイズ 文庫判/ページ数 268p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784006031411
  • NDC分類 292.09
  • Cコード C0126

内容説明

敦煌、サマルカンド、バーミアーン、テヘラン…。シルク・ロード上に点在するオアシス都市を大まかに東から西にたどりながら、地域の特性や交易の様子、拝火教やイスラームなど、地誌・歴史・風俗をとらえた紀行エッセイ。アジア史を総合的に描き出した歴史家ならではの視点で、中央アジアのありし日の姿を生きいきと記す。

目次

前編 乾燥アジア史を考える(シルク・ロードと乾燥アジア;天山山脈を語る;天山への私の道)
後編 乾燥アジアに歴史を探る(漠南路;樹海から天山へ;内陸の春;中央アジアの砂漠とオアシス;中央アジアの三つの町 ほか)

著者等紹介

松田壽男[マツダヒサオ]
1903‐82年。東京生まれ。東京帝国大学文学部東洋史学科卒業。国学院大学教授、京城帝国大学教授、早稲田大学教授を歴任。文学博士。中央アジア史専攻。内陸アジア史学会初代会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

美穂

4
この一帯の歴史についてかなりの勉強になった。特に、私は若いときからなぜか砂漠への憧れがあり、後半のオアシスとは?についてや、植生についてなど、興味深く読めたのが達成感あり。宗教、政治、残っている貴重な建物など、あまり知られていないだろうアジアの歴史を知れたのが非常にありがたかった。もっと新しい本があれば、新たな知識を増やしたいと思った。アジアはこれだけの土地があって、まだまだ知られていないこと、埋もれている場所あるんだろうな。新疆ウイグル自治区の事も含めてあらゆる民族が知りたい。地球を知れる良い機会だった2023/02/01

Nemorální lid

3
著者の青年期は中央アジア史に手をつけたら「物好き」と見なされた時代であった。だからこそ著者は中央アジア史を紐解こうとする事を「レジスタンス」(p.49)と言い表したのだろう。個人的に注目したのはヘラートである。アフガン第三の都会は嘗てティムール朝の都であった。しかし著者が訪れた時には既に過去の栄光の姿は消え去っており、辛うじて見出したティムール朝時代のモスクも荒れ果てていたのだ。ヘラートの街を見て「世は移り、人は変わる」(p.192)と述べている時に私は途方もない寂しさを覚えた。歴史とは残酷なものである。2021/06/09

韓信

1
内蒙からイランまで、碩学が踏破した自然環境と文化、民族、歴史を綴る歴史紀行エッセイ集。ブハラなど塩分の強い砂漠のオアシスでは市街地でも塩が吹き出て塩抜き作業が必要、少なくとも『梁書』の時代からサマルカンド周辺の山間には稲田がわずかに存在していた等、個人的にはどうしても旧ソグディアナ関係の話題に注目しがち。しかし一番面白かったのは東洋史学を志した学生時代の話。考古学的成果をあげる西洋の学者の向こうを張って、彼らが不得手な漢籍史料から中央アジア史へアプローチしようという青年時代の「レジスタンス」精神が好もしい2020/03/10

まりえ

1
漠然としていた中央アジアについてイメージをすることができた。砂漠かステップか、遊牧民か農耕民族か等の違い。中国(漢民族)の歴史観からすると、両者は対立していたように捉えれるが両者は交流が絶えずあった。また、砂漠と聞くと、アフリカ大陸を思い浮かべるが実は、身近なアジア大陸は半分くらい砂漠を抱えているのだ。2017/01/15

i-miya

0
1971 アム・ダリヤ ステップ・ルート オアシス・ルート マリン・ルート 遊牧民 オアシス民(農耕) ドウシャンベ 本当の自然の厳しさ (写真)ヤズド近くのオアシス  貯水池 ジプシーとは違う遊牧民 農耕民は地縁社会を作る 遊牧- 氏族社会 氏族集団ーウルス(国家) 匈奴ー冒頓単于 チンギスハン 3. オアシス作り 高い地下水位をもつ地 井戸 イラン カナート バビロニア王国 つづくアッシリア王国 首都アッシュールのオアシスつづく古代ペルシャ王国 砂漠島 玄奘646大唐西域記2007/01/19

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