内容説明
1996年4月12日、日米首脳が普天間飛行場の返還を合意した背景にはいかなる秘話があったか。冷戦後の日米同盟の危機、とりわけ沖縄基地問題の矛盾が爆発した状況を、日米首脳はいかに打開しようとしていたのか。当事者への徹底した取材と鋭利な歴史感覚で描ききった大河ノンフィクション。
目次
第1章 普天間飛行場
第2章 東京
第3章 ガルフストリーム
第4章 朝鮮半島
第5章 インディペンデンス
第6章 沖縄
第7章 ワシントン
第8章 最後の基地
第9章 海上浮体
第10章 気球
著者等紹介
船橋洋一[フナバシヨウイチ]
1944年生まれ。東京大学教養学部卒業後、朝日新聞社入社。北京特派員、ワシントン特派員、アメリカ総局長などを経て、朝日新聞社コラムニスト。ボーン・上田賞、石橋湛山賞、日本記者クラブ賞など受賞。主著『内部』(サントリー学芸賞)『通貨烈烈』(吉野作造賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件