岩波現代文庫<br> 粋な旋盤工

岩波現代文庫
粋な旋盤工

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  • サイズ 文庫判/ページ数 243p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784006030162
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0136

出版社内容情報

かつて町工場には,ものづくりの技術と誇りが生きていた.不況に喘ぐ現在に,働くことの意味を問い,沈滞社会をつきくずす粋な闘いを再びよびかける旋盤工作家の粋な処女作.久保田正文解説

内容説明

粋な旋盤、小粋な仕上げ、馬鹿でもできるターレット。かつて町工場には、劣悪な労働条件のもとで、ものづくりの技術をもった誇りたかい職人がたくさん生きていた。不況に喘ぎつつ、無気力・無感動・無抵抗の現在に、働くことの意味を問い、沈滞社会の桎梏をつきくずす粋な闘いをよびかける旋盤工作家小関さんの処女作を再び世に問う。

目次

粋な旋盤工
ベルトのリズム
沈黙あるいは負の表現
旋盤工の三八銃
マニラ麻の刃物
朝鮮おやじ
いつも「異状ナシ」
十年ぶりの電話
内職いろいろ
間の抜けたスリ〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

白い雲。。

1
1975年刊行の同書を文庫化。町工場の人間模様が見える。「角砂糖の効用」は小説っぽくて、他の文とは雰囲気が違う。2013/07/12

まも

0
漫画「とろける鉄工所」あたりで町工場に興味を持ったので面白く読めた。立ち小便ネタ大杉ワロタw 2014/03/05

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