出版社内容情報
金,銅,鉄,石油,石炭….地中深く眠る鉱物の輝きは,人と街をどう変えたのか.日本列島の希望と鬱屈,怒りとつぶやきを記録するルポライターの終わりなき旅の第2巻.野村進解説
内容説明
金、銅、鉄、石油、石炭…。地中深く眠る鉱物の輝きは、人と街をどう変えてきたのか。佐渡金山から九州の炭坑まで、危険な労働や企業・国の思惑に翻弄されながらも、なお輝きを失わない人々に出会い、街を訪ねる。日本列島の希望と鬱屈、怒りとつぶやきを記録しつづけるルポライターの終わりなき旅の第二巻。
目次
夢の島・佐渡相川町(道遊の割戸;水替無宿の唄 ほか)
銅の都・秋田県小坂町(鉄道の終わり;栄光の日々 ほか)
たたら製鉄の道・島根県横田町(山林王の誕生;鉄をつくる人たち ほか)
燃ゆる水・新潟県黒川村(石油の村;手づくりリゾート ほか)
石炭のあとに・長崎県大島町(閉山地獄からの脱出;起死回生の造船誘致 ほか)