内容説明
大津に生まれ、京都に育ち、京を舞台にした多くの名画を監督した巨匠には、京都人の温かさとシブチン加減がじかにわかる。舞妓、祗園、京言葉…、鋭い観察眼と絶妙なる距離感で捉えた京都案内。
目次
舞妓
「祗園小唄」と「京の四季」
かにかくに祗園は恋し
祗園祭
京言葉
チンチン電車
京の店と物売り
シブチン
京おんな
京の食べもの
すまいと路地
マルタケエビス
おしまいに
著者等紹介
吉村公三郎[ヨシムラコウザブロウ]
1911‐2000年。映画監督。滋賀県生まれ。29年松竹蒲田撮影所に入り、34年に第一作『ぬき足さし足』を発表。39年の『暖流』が出世作。50年、新藤兼人、殿山泰司らと独立プロ近代映画協会を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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